ポーズの形がとても嬉しい「ワイルドシングス」。

ぱっと見は難しそうですが、ポイントを押さえればクリアできるポーズです。

今回はワイルドシングスの効果や練習法をご紹介します!

ワイルドシングスのポーズとは?

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

ワイルドシングスのポーズは、見た目がとても美しく人気のポーズのひとつ。

英語で「wild things」とは「野生のポーズ」という意味です。

サンスクリット語では「カマトカラーサナ」と呼ばれ、「カマトカラ」は「驚き」や「魔法」といった意味を持ちます。

全身を伸びやかに後屈して、胸を大きく開いていくポーズです。

ワイルドシングスの効果

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

「ワイルドシングス」は見た目が美しいだけではなく、もちろん、さまざまな効果が期待できます。

主な3つの効果をご紹介します。

呼吸がしやすくなる

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

デスクワークなどで背中が丸い状態が続くと、肺が圧迫され、呼吸が浅くなってしまいます。

「ワイルドシングス」は、後屈して胸を大きく開き、呼吸をしやすくしてくれます。

呼吸がしやすくなると、心もオープンになるという嬉しい副産物も得られます。

姿勢の改善

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

筋力の衰えや背骨や骨盤の歪みなどから、姿勢は崩れてしまいます。

「ワイルドシングス」では、普段使わない筋肉や関節を動かして、全身のバランスを整え、姿勢の改善につなげてくれます。

巻き肩・肩こり改善

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

スマホやパソコンから、巻き肩・肩こりになっている方は多いものです。

胸・肩を開く「ワイルドシングス」では、正しい位置に肩を戻し、巻き肩・肩こり改善にも効果的です。

ワイルドシングスに挑戦してみよう

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

それでは、さっそく「ワイルドシングス」に挑戦してみましょう。

「ワイルドシングス」は、サイドプランクからポーズに入るものと、ダウンドッグからのものと、ふたつのパターンがメジャーな方法です。

それぞれのやり方をご紹介します。

肩やウデに怪我がある場合は、このポーズは控えましょう。

サイドプランクからワイルドシングスに

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

まずは「サイドプランク」からポーズに入るバージョンです。

やり方

  1. 肩の下に手が、骨盤の下にヒザがあるようにして、四つん這いになる。
  2. 片足ずつ後ろにまっすぐ伸ばし、プランクポーズになる。
  3. 右手に体重をかけ、カラダを横に開きつつ、左手を展示に向けて上げる。
  4. 右足の外側を床についてカラダを支える。(サイドプランク)
  5. 左足を後ろに引いて足の裏を床につけ、しっかりと踏み込む。
  6. 胸と腰を右へねじり、胸が天井を見るように開く。同時に左ウデは頭上に向かって一直線を作るように伸ばす。
  7. 頭は背筋に沿って伸ばし、首の力を抜いて垂らす。
  8. そのままゆっくり3〜5回呼吸する
  9. 終わったら反対側も同じように行う。

ダウンドッグからワイルドシングス

続いてダウンドッグからワイルドシングスに入るバージョンです。

やり方

  1. 肩の下に手が、骨盤の下にヒザがあるようにして、四つん這いになる。
  2. 両ヒザをひとつ分後ろに引き、つま先を立ててる。
  3. ゆっくりと腰を上に持ち上げダウンドッグになる。
  4. 左足を天井に向けて高く上げ、骨盤を開いてヒザを曲げる。
  5. そっと左手を床から離し、そのまま腰や胸を天井に向けて開き、左足を後方へ下ろす。
  6. 左足でしっかりと床を踏み、左腕は頭上に向かって遠くに伸ばす。
  7. 頭は背筋に沿って伸ばし、首の力を抜いて垂らす。
  8. そのままゆっくり3〜5回呼吸する。
  9. 終わったら反対側も同じように行う。