「明日の月は綺麗でしょうね」と言われた時の意味と、上手な返し方とはどういうものでしょうか。また「明日の月は綺麗でしょうね」に隠されたもう一つの怖い意味や、毎日の星占いの裏話など知っていると役立つ月の占い雑学をご紹介します。

知らない方が良かった?明日の月は綺麗でしょうね、の二つの意味

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

会話の中で「明日の月は綺麗でしょうね」と言われたら、あなたはどう答えますか?
たとえば明日は満月であったり、天気予報が晴れであったりした場合は、この話題になることもあるかもしれません。

恋人と夕暮れを見上げていいムードになっている時に、甘く囁かれたら「もしかして求愛の意味でも秘められているのかしら?」とドキドキしてしまうことでしょう。
確かにその一面はありますが、この情緒たっぷりの文学的な言葉にはもうひとつ、背筋を凍らすとんでもない意味が隠されているのです。

それは「誰に言われたか」がポイントかもしれません。
「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された二つの意味を、読み解いていきましょう。

「月が綺麗ですね」から派生?愛の告白説

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

まずは、気になる異性や恋人から言われた場合です。
明日の月は綺麗でしょうね、という言葉にはどこか詩的で情感豊かな雰囲気が漂っています。

それは、「月が綺麗ですね」という名文句に影響しているのかもしれません。
この言葉は夏目漱石が「I LOVE YOU」を訳する時に、ストレートな「君を愛しています」という生徒発案ではなく、「月が綺麗ですね」と訳するように促した話が由来だと言われています。

ここから、気になる人に恋心を匂わせる言葉として、「月が綺麗ですね」が使われるようになったのだとか。
しかしこれは俗説であり、本当に夏目漱石と生徒の間にこのやり取りがあったのか、よく分からないそうです。

なんともオチのない結末ですが、もしあなたが恋人候補の異性から「明日の月は綺麗でしょうね」と言われたら、相手は「愛しています」という意味だと思って使ったのかもしれません。
好意を持たれていることを、素直に喜んでもいいでしょう。

こんな「明日の月は綺麗でしょうね」は言われたくない!犯行予告説

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

「明日の月は綺麗でしょうね」という言葉を喧嘩中の人や大嫌い同士の人、または危険な雰囲気の人から言われたら要注意です。
返事を言う前に、逃げ去ることを検討すべきかもしれません。

元はネットでの言葉遊びから派生したものだと言われていますが、意味は「あなたを殺す」というとんでもないものなのです。
憎い相手を殺すからこそ、明日の月が余計に綺麗に見える、と言うのでしょうか。

しかし殆どの場合、これに該当することはほぼないでしょう。
殺意も悪い感情もなく、ただ単に世間話として天気の話をしているのかもしれませんね。

明日の月は綺麗でしょうね、の上手い答え方3選【好意がある相手編】

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

もし会話の中で「明日の月は綺麗でしょうね」と言われたらどう返すのが正解なのか気になりますよね。
「明日の月は綺麗でしょうね」の言葉は由来が曖昧であるために、正解と言える言葉は厳密には存在しません。

ここでは恋人関係に進みたいと思っている異性の友達や恋人、あるいは普段仲良くしている人から「明日の月は綺麗でしょうね」と言われた時の気の利いた切り返し方をご紹介します。

一緒に月を見られたらいいですね

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

明日見えるであろう綺麗な月を一緒に見たい、という前向きな言葉を選ぶといいでしょう。

憧れの人に対して相手への好意と、もっと近づきたいという願望を同時に伝える意味合いもあります。
異性でなくて、同性の仲の良い友人にでも使えそうですね。

明日は晴れるといいですね

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

二人の恋路も晴れますように、という希望を込めた言葉です。

こちらは会話としても自然ですし、恋人候補以外の人にも使えるフレーズと言えるでしょう。
仕事関係や、気の合う仲間から言われた時にも使える無難な言葉です。

ええ、綺麗でしょうね

明日の運命は月が占う?「明日の月は綺麗でしょうね」に隠された意味
(画像=『Rolmy』より引用)

相手の言葉を肯定してみるのもいいかもしれません。
話の流れを止めずに済みますし、次の会話にも移りやすい無難な言葉です。