チョコレートは多くの人から愛されているお菓子のひとつ。
バレンタインで、巷に可愛く美味しそうなチョコレートが溢れる時期は、プレゼントよりも自分へのご褒美として買ってしまう方も少なくないでしょう。
今回は、そんなチョコレートのメリット・デメリットやカラダに良いチョコレートの選び方について、ご紹介します!
チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」とは?
チョコレートに含まれる、代表的な栄養成分といえば「カカオポリフェノール」。
「カカオポリフェノール」とは、チョコレートの主な原料である「カカオ豆」に含まれるものです。
ポリフェノールは苦味や渋み、色素となる成分であり、チョコレートを食べた時に感じる苦味や渋味は、この「カカオポリフェノール」によるもの。
チョコレートに含まれるカカオが多いほど、苦味や渋みも強くなります。
カカオポリフェノールは、高い抗酸化作用を持っていることで知られており、健康の面でもさまざまな効果が期待できます。
「カカオポリフェノール」から得られるメリットとは?
チョコレートが大好きな方には朗報です。
チョコレートは美味しいだけではなく、カラダに嬉しい効果がたくさんあります。
その中から主な効果についてご紹介します。
美肌効果
チョコレートの主な成分であるカカオには、「リグニン」という、一種の食物繊維も含まれています。
そのため、腸内環境を整えたり、老廃物の排出を促進したりする効果が期待できます。
また、カカオポリフェノールには、老化の原因である活性酸素の働きを抑える効果があり、それによって、アンチエイジングにも効果があることが知られています。
ストレス緩和
チョコレートを食べて、幸せな気分になった記憶がある方は、少なくないと思います。
チョコレートには通称「幸せホルモン」と呼ばれている、「セロトニン」の生成に必要な必須アミノ酸のトリプトファンが多く含まれているのです。
他にも、チョコレートを食べると恋をしたときと同じ気分になるホルモンも分泌されるため、恋愛中のような、喜びや幸せを感じる効果が得られるのです。
集中力アップ
チョコレートには、集中力を高める効果のある「カフェイン」も含まれています。
そのため、間食にチョコレートを食べることでシャキッとし、集中力アップにつながるのです。
また、チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」には、脳の認知機能を高めるという研究報告もあり、認知症予防にも効果が期待されています。
動脈硬化や心臓病の予防になる可能性も
抗酸化作用のある「カカオポリフェノール」は、生活習慣病の予防にも効果的なことが研究により分かっています。
適量を摂取し続けることで、コレステロール値の改善や動脈硬化の予防、心臓病の予防にも効果が期待されています。