自立しつつも呼応する声明と呼応する大杉森

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(画像=Olive 大杉森、トリップノートより引用)

大杉森の歩道には、無数のovoid(卵形体)が置かれています。青から赤、緑からピンクへと色を変え、呼応しながら広がっていく光の波。光の動きによって遠くにいる人、近づいてくる人を感じることができます。偕楽園の中で1番人気ともいえる場所です。卵に触れて刺激を与えると色が変わります。

増殖する声明の倒木-次郎杉

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(画像=Olive 次郎杉、トリップノートより引用)

1964年の大型台風で倒木となった次郎杉を使用し、花々が咲き、そして散っていく様子が描かれます。腐り落ちて空洞となった倒木に、色鮮やかな花々が咲いては散る様子は圧巻です。

増殖する声明の巨木-太郎杉

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(画像=Olive 太郎杉、トリップノートより引用)

太郎杉は造園よりもはるか昔からこの地にあった杉の木。高さは約35m、根元の周囲は約17mも超える太さです。この杉に花々が咲いては散りゆく姿が投影されます。永遠に繰り返されてきた生命の生と死の連続性の上に、人の命があることを表現されています。

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(画像=Olive、トリップノートより引用)

映し出される映像は、この地域に咲く花々で1年間の移り変わりが表現されています。圧倒的な存在感を放つ太郎杉が、カラフルな花々に覆いつくされている姿は華やかで美しく、いつまでも見ていたい光景です。

吐玉泉の円相

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(画像=Olive 吐玉泉、トリップノートより引用)

この周辺は湧き水が多かったことから、地形の高度差を利用して設置された泉が吐玉泉。この水は眼病に効くといわれ、好文亭の茶室何陋庵(かろうあん)の茶の湯にも供されていました。この泉の上に墨で円相(円形を一筆で描いたもの)が描かれます。書の墨跡が持つ深さや速さ、力強さが表現されています。

「チームラボ 偕楽園 光の祭」開催概要

  • 期間:2022年2月1日(火)~2022年3月31日(木)
  • 時間:18:00~20:30(最終入場20:00)
  • 料金:大人¥1,800 中・高校生¥800 小学生以下 無料

チケット購入方法

チケット販売はWEBでの予約販売と、当日券販売があります。2022年2月中の当日券は、毎日19時より、吐玉泉料金所のみで販売予定です。(3月の当日券については未定)

  • 1.公式サイト右上の「チケット購入」をクリック
  • 2.カレンダーが表記されるのでご希望の日付をクリック
  • 3.次に入場時間(18:00~19:00)と(19:00~20:00)のどちらかをクリック
  • 4.大人、中高生、小学生別の人数を入力したら金額が表示されるので、確認後、「お客様情報の入力」をクリック
  • 5.あとはメルアドなど必要事項を入力後、利用規約に同意して「メールアドレスを確認」をクリックすると、登録したアドレスにメールが届きます。
  • 6.届いたメールのURLにアクセスし、クレジットカード番号、カード名義、有効期限、セキュリティコードを入力すれば完了。
  • 7.ただちにチケット購入完了のメールが届きます。
  • 8.届いたメールのURLにアクセスすると、QRコードが表示されるので、入場口で提示すればOKです。スマホをお持ちではない方は、チケット画面を印刷して持参してください。

駐車場について

偕楽園周辺には、数か所の有料駐車場があります。通常は無料の駐車場でも、行事開催時は有料(1日1回¥500)となります。また「光の祭」開催時は、東門と吐玉泉入り口のみの入場となるため、1番近い駐車場は、線路を挟んだ反対側にある桜山第2駐車場(約150台)です。

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(画像=Olive、トリップノートより引用)

立体橋を上り梅桜橋を渡れば、吐玉泉受付まで徒歩5分ほど。満車の場合は、桜山第1駐車場(約270台)、第3駐車場(約60台)もあります。見学ルートを考慮しても、吐玉泉や太郎杉など坂を使いながら展示されているので、吐玉泉入り口からの入場が合理的だと感じます。

この記事を書いたトラベルライターから一言

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(画像=トリップノートより引用)

梅の名所・偕楽園の梅まつりに合わせて開催される「チームラボ 偕楽園 光の祭」の見どころや概要をご紹介しました。

ご紹介したアート作品の中にはあらかじめ記録されている映像を流しているのではなく、コンピュータプログラムによって、リアルタイムで描かれ、今、目にする映像は二度と見ることはできないものもあるそうです。

作品にふれて、感動と共に「今この一瞬の大切さ」を実感するでしょう。冬季夜間なので温かい服装でのお出かけをお勧めします。会場内は未舗装で階段や坂もあり、足元が暗いので歩きやすい靴がお勧めです。(olive)


提供・トリップノート

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