鹿児島と沖縄の間にあり、奄美諸島の一島である沖永良部島。珊瑚が隆起してできたこの島には、名所・旧跡、美しい海や岬、大迫力の鍾乳洞など魅力的な観光スポットで溢れています。今回は、沖永良部島の観光スポットをご紹介します。
鹿児島と沖縄の間にあり、奄美諸島の一島である沖永良部島。珊瑚が隆起してできたこの島には、名所・旧跡、美しい海や岬、大迫力の鍾乳洞など魅力的な観光スポットで溢れています。今回は、沖永良部島の観光スポットをご紹介します。
沖永良部島とは?
沖永良部島(おきのえらぶじま)は、鹿児島県と沖縄県の間にある、人口約1.2万人の珊瑚が隆起してできた島です。九州本島から南へ552kmのところに位置します。
一年の平均気温が22℃と年間を通して亜熱帯の温暖な気候に恵まれているため花の栽培が盛んです。また、島には300を超える地下洞窟があります。そのため「花と洞窟の島」とも呼ばれています。
西郷南州記念館
西郷隆盛は、島津久光公の怒りに触れ、沖永良部島に流罪となりました。牢居の間、島の子どもたちの教育に尽力し、多くの人材の輩出に貢献。その功績を称えて、記念館が建てられました。西郷隆盛の島への貢献の記録と、牢居の様子を表現した牢屋の展示を見ることができます。
実際の牢屋の中に入り、西郷さんと一緒に写真を撮ることもできます。
笠石海浜公園
年間を通して、亜熱帯の花々を見ることができる海浜公園です。映画『エラブの海』のロケ地ともなりました。特に4月下旬~5月中旬にかけての期間は、約2万球のゆりの花が見ごろを迎え、観光客、地元の人など多くの人が訪れます。
日本一のガジュマル
国頭小学校の校庭に立つ、樹齢120年を超える大きなガジュマルの木です。1898年に同校の第一回卒業生たちにより植樹され、今の子どもたちの成長を見守っています。小学校が開いている時間であれば、見学することができます。