好かれたくて尽くす恋愛で負う犠牲のデメリット
誰しも自分が好きになった相手には、自分のことを好きでいてほしいですよね。しかし、好かれたいからといって、無理をして生活にさまざまな犠牲を払いながらも、恋愛をしていくのはデメリットの方が多いもの。メリットと言えば、一時的な満たされた感情のみかもしれません。恋愛の駆け引きのひとつとして、尽くすことで彼を夢中にさせるという女性も多いかもしれませんが、犠牲を負うデメリットも把握しておくようにしましょう。
尽くす恋愛で負う犠牲のデメリット①彼がいないと腑抜け状態に…
恋に恋をしている状態になって、尽くすことを美学のように感じてしまっていると、彼を好きという感情以上に自分を満たすために尽くすようになってしまいます。一種のランナーズハイのようなものでしょうか。彼のためと思い一生懸命になっていたのに、尽くすことが生き甲斐のようになってしまうのです。もし彼と別れたり、その尽くし方を彼から求められなくなったりしたら、腑抜け状態になってしまいます。
尽くす恋愛で負う犠牲のデメリット②気づけば一人ぼっちに…
彼に尽くすあまり、友達との時間や関係を犠牲にしたり、自分のやりたいこともないがしろにしていたりすることで、これまで自分周りにいた人と少し距離ができてしまいます。都合よく、自分がつらい時やモヤモヤしている時だけ友人に頼ってしまうことも、やはり、距離を置かれてしまう原因のひとつです。もし、それが家族からもあまり良く思われていない彼だったら、家族のサポートも危うくなってしまうことも…。
尽くす恋愛で負う犠牲のデメリット③自分がわからなくなる…
彼に尽くすことで、愛されたい・認められたいと頑張ることが自分の生き方のようになってしまい、自分の心の中が彼一色になってしまいます。しかし、もしうまくいかなくなった時が来たら『自分って一体なんなんだろう…』と、心に大きな穴が空いていることに気づいてしまうことでしょう。気づいたらまだ良い方なのかもしれません。自覚がない場合は、ただただ虚しいという感情に理由もわからず苦しんでしまうことになるかも…。
自分を犠牲にする恋愛の一番怖いところは、自分を見失ってしまうことです。自分の人生にもかかわらず、彼のために生きてしまうので、その恋愛がうまくいかなくなると自暴自棄になってしまう上に、尽くすことでしか自己実現できなくなってしまいます。彼に尽くすことが幸せという気持ちもわからなくもないのですが、まずは自分自身が満たされている気持ちがない状況で、心底幸せと言えるのでしょうか?
尽くす自己犠牲恋愛をする女性の具体例【4選】
実際によくありがちな自己犠牲恋愛の具体例をご紹介してゆきます。思い当たることがあるようでしたら、やはりその恋愛と自分自身について見直すのも良いでしょう。また、周りに同じような女性がいて、友人として心配することもあれば、もしかしたら不快に感じることもあるかもしれません。幸せの感じ方や、どう恋愛するのかはもちろん個人の自由ですが、具体例を見ることで考えるきっかけにしてみてください。
尽くす自己犠牲恋愛をする女性の具体例①彼氏を平気で優先
本当は先約で友達と遊ぶ約束をしていたのに、彼氏や気になる彼から誘われて、友達の予定をキャンセルしてしまう女性。嘘をついてまで断ったり、急に友達との連絡が激減したり…。本当に致し方ない時もあるかもしれませんが、何度もそれを繰り返してしまいには、友達から誘われなくなってしまっています。そりゃ、いつも彼のことばかりで、キャンセルをされている側にとってはたまったもんじゃありません。
別にこれは、女同士の嫉妬なんかではありません!そんな扱いをされたら誰しも気持ちの良いものではないですよね。友達を犠牲にするタイプの尽くす女性は、あまり親しい女友達ができにくいもの。さらに悪いことに、『恋愛のために友達を犠牲にする女性は嫌い!』という男性も多いのです!自分に尽くすためとはいえ、彼女が友人を無下にしていることを知って、ドン引きしちゃうことだってあるんですから!
尽くす自己犠牲恋愛をする女性の具体例②呼ばれたら会いに行く
忙しい彼で会える時間が少ないからといって、深夜だろうが、自分に予定がある時だろうが、呼ばれたら駆けつける…。少し高額の交通費になろうがお構いなしで、とにかく会いたい一心で無条件に会いに行ってしまうような女性も『恋する女性の可愛さ』を通り越して、もはや尽くし過ぎと言えるでしょう。しかもしれが、自分ばかりが会いに行っていて、彼の方から会いに来てくれるのは稀なんで場合は最悪です。
良い恋愛をするには自分の心の健康が一番大切なのですが、そのコントロールができなくなってしまいます。
『彼のためなら自分はどうなっても良い!』という純愛のように見せかけて、ただの依存なんですよね。彼のことで頭がいっぱいで仕事・友人・時間・金銭的にも犠牲を負い、ボロボロになってしまうのは、良い恋愛とは言えません。ティーンエージャーでもないのですから、自分を大切にすることを知っているべきです。
尽くす自己犠牲恋愛をする女性の具体例③なんでもかんでも彼の話
彼に尽くすことを美学としている女性の場合、口を開けば彼氏の話や惚気トークばかりになりがちです。しかも、はたからしたら結構ダメ男じゃない?という内容ですら幸せそうに話してしまいます。たとえ、友人の相談話であっても、気づけば自分の彼氏や恋愛トークに話題をすり替えているので、一緒にいる周りの人も、もう聞き飽きた…とうんざりしてしまうでしょう。
しかし、本人はまだまだ話したい様子です。話題が本人の恋愛相談であっても、彼への否定的な意見を言われると受け入れる余地もなく、気づけば相談ではなく、ただ話したいだけの状態になっています。このままでは、女友達が減ってしまうのも無理はありません。さらに、彼と思うようにいかなくなった際には『私はこんなにやってきたのに!』と彼を責める発言が多くなるので、聞かされる側から『言わんこっちゃない…』という本音が聞こえてきそうですね。
尽くす自己犠牲恋愛をする女性の具体例④お母さん状態
掃除が苦手な彼の代わりに家の掃除をしたり、家事全般をしたり、酷いケースでは服を着せてあげる、ご飯を食べさせてあげる、借金の肩代わりをしてあげるなど、お母さん状態になってしまうケースです。いわゆるダメ男や手のかかる男性にばかり惚れて、なんでもかんでもしてあげたくなってしまういます。良く言えば母性が強いとも言えるのでしょうが、彼を支えることを生き甲斐や愛情と考えているのかもしれません。