尽くす恋愛で犠牲にしているものとは?

具体的に、尽くす恋愛で犠牲にしているものってどんなものがあるのでしょう?余りにその状況が当たり前になってしまっている方の場合、もはや何が犠牲で何が相手を思いやること・愛情表現なのかの違いもわからなくなってしまっているかもしれません。『相手に尽くす=愛情・思いやり・大切にすること』というわけではないのです。この線引きのコントロール、しっかりできているでしょうか?

尽くす恋愛で犠牲にしているもの①友人関係

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

彼との時間を優先するあまり、女友達を無下に扱ってしまっていませんか?『彼に一生懸命になって、友達との付き合いが雑になってしまっても、そんな自分を受け入れてくれるのが本当の友達だから!』という意見もあるでしょう。しかし、彼氏ができた途端、音信不通になったり、遊ぶ約束もしなくなったりしておいて、恋愛がうまくいかなくなったらまた友達に連絡をしたり、愚痴ったりというのはどうでしょう?

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

もちろん、それを含めて受け入れてくれる友達もいます。しかし、友達との予定を彼氏の都合でドタキャンしたり、友達と予定を組む時に彼氏の予定ありきで空いている時間のみで考えたり、友達といる時も彼とLINEをしたり長電話をしたりとなると、友達からしたら気持ちの良いものではありません。あなた自身も信頼を失ってしまうでしょう。彼氏がいれば友達なんていらないという考えは、将来的にも犠牲は多くなってしまいます。

尽くす恋愛で犠牲にしているもの②自分の時間・体力

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

付き合いたての頃は、気づけば深夜まで時間も忘れて長電話で話してしまった!なんてこともありますよね。彼とのやりとり・関係のすべてが新鮮で楽しくて仕方ない時ですもの♡しかし、ここでいう尽くす恋愛の犠牲というのは、自分がすべきことを後回しにしてしまい、後々自分が無理をしないといけない状況のこと。『すべての行動がとにかく彼優先。自分のことはまあ後でやればいいや』という尽くし方には犠牲がつきものです。

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

やらないといけないこと・やりたいことがあるのに、彼からの連絡にはすぐに答えたいからスマホが気になって仕方ない、彼で頭がいっぱいで無理をしてでも会いに行く、そんなことをしているうちに、気づけばやらないといけないことがてんこ盛りに…。やらないといけないことを放置するクセがついたり、後で無理をしないといけないパターンになったり…。こんな状況では、自分の時間と体力を犠牲にしていると言えます。

尽くす恋愛で犠牲にしているもの③金銭面

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

間違った尽くす方法として多いのが金銭的な尽くし方です。食事に行く時はおごってあげることが多い、彼が会いたいと言えばいくらかかってでもすっ飛んで行ってしまう、プレゼントと言って彼が欲しがっていたものを買ってあげる…。彼が喜ぶ顔を見たいのはわかるのですが、彼のためなら高額の支払いもいとわない尽くし方は、良いものではありません。一番危険なのが、彼に嫌われるのが怖いから、金銭的な尽くし方をしてしまう恋愛です。

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

彼に可愛いと思われたくて、自分の洋服をたくさん買ったり、キレイ磨きをする出費なら良いのですが、彼をつなぎとめるために出費がかさんでいるとしたら、これは自分を犠牲していると言えるでしょう。自分もあまり余裕がないのに、彼のためにならと財布の紐がゆるくなるのは間違った尽くし方です。こんな愛情表現はいつかは限界がきます。もし仮に、金銭的な余裕がもしあったとしても、良い恋愛とは言えません。

犠牲を出してまで尽くす恋愛をする心理

犠牲を出してまで尽くす恋愛をしてしまう理由はいくつかあります。しかし、その理由のほとんどが自分の足りない部分を補おうとしている心理状況が原因です。これだけ言われてもピンと来ないでしょうから、少し踏み込んでご紹介してゆきます。いつも尽くし過ぎてお母さん状態になっていたり、ダメ男に入れ込んだりしている方は、自分のこれからの幸せのためにも、一度冷静に考えてみてください。

犠牲を出してまで尽くす恋愛をする心理①自信がない

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

自分に自信がない方は、必要以上に彼に尽くす恋愛をしてしまう傾向があります。自信がないからこそ、彼に必要とされていると感じることで、自分の存在価値を見出そうとしてしまうのです。自分を犠牲にしてでも、彼に好かれているという実感で、自分のバランスを保とうとしてしまいます。だからこそ、本当は嫌な事でも彼を許してしまったり、怒れなかったり…。本当の自分を出せずに関係を続けてしまうのです。

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

さらに悪い事に、尽くすほどにどん底に陥りやすいのも、この手の心理状況の女性。手がかかるほどに意地になってしまう一面があり、いわゆるダメ男にのめり込んでしまうこともあります。『彼の悪いところを私が変えたい!』という考えがあるのかもしれませんが、これも自分のダメなところを彼の中に見ているような心境になって起こるもの。一緒にいる人って、自分の心を反映しているのです。

犠牲を出してまで尽くす恋愛をする心理②嫌われるのが怖い

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

自信のなさも関係しますが、過去になにかトラウマなどがあって、人から嫌われるのが怖いという思いから、犠牲を払ってでも尽くして、愛されようとしてしまうこともあります。好かれる人間でいないと嫌われてしまう…と思い、怯えるような心境で恋愛をしている節も…。これも、相手次第ではただの重い彼女と見られてしまうこともありますし、危険な相手を選んでしまうと利用されてしまうこともありえます。

犠牲を出してまで尽くす恋愛をする心理③自分の家族もそうだった

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

幼い頃から一番身近でみてきた家庭環境は、もちろん大人になっても恋愛にも影響はあります。特に女性の場合は、母親がしていることに影響を受けるもの。昭和の男全開な父親に、母親が3歩下がって歩くような一家を見てきていると、その習慣が身に染み付いていることでしょう。そういったことが苦痛ではなく、むしろ得意な方ならいいのでしょうが、ここで『やってあげないと』という気持ちが出てくるのであれば要注意。

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

あるいは『良い女と思われたいから』という気持ちで、尽くすのも良いものとは言えません。最初のうちは、男性も尽くされていることに喜びを感じることでしょう。しかし、良い女と思われたい・好かれたいという思いから、自分の家族もそうだったからと義務のように尽くしている中、男性もそれをやってくれて当然という認識になってしまいます。そうなってしまうと女性にとっては、苦行でしかなくなってしまうのです。

犠牲を出してまで尽くす恋愛をする心理④自分のことが嫌い

尽くす恋愛が当たり前になってない?犠牲が多すぎる恋愛で考えたい事
(画像=『Plus Quality』より引用)

自分のことが嫌いという場合も、自信がない人と通じるものがあり、ダメ男に尽くす傾向があります。自分を嫌いという気持ちから、彼に愛されて認めてもらうことで少しでも自分は人に好かれている・必要とされていると思いたい心理から、犠牲を負ってでも尽くす恋愛にどっぷりハマってしまうのです。むしろ、自分のことが嫌いだからこそ、どうせ自分なんて…と犠牲を犠牲とすら思っていないことも…。