愛媛県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!愛媛県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。愛媛県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

愛媛県ってどんなところ?

人口 1,342,000 (推計人口、2019年6月1日)

愛媛県の特徴や歴史

ミカンを始め柑橘類の名産地として知られる愛媛県。四国の北西部に位置し、北は瀬戸内海を隔てて広島県と、西は宇和海を隔てて大分県と対峙しています。豊かな海の環境を活かし、真鯛や真珠など、養殖業が盛んです。

古来から伊予国として栄え、歴史ある建造物が多く残ります。また日本最古の温泉とされる道後温泉も愛媛を代表するスポットで、レトロな町並みと相まって多くの愛好家に支持されています。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

愛媛県は瀬戸内しまなみ街道を通じて対岸の広島県と繋がっています。中心部近くにある松山空港から、大阪へ約50分、東京へ約80分と、四国の外へのアクセスに優れた県です。

その他の情報

愛媛県は、大小の島々が浮かぶ美しい瀬戸内海、深く入り組んだリアス式海岸の宇和海と、美しい海に囲まれています。2つの海を隔てる佐田岬半島は日本一細長い半島です。

海だけでなく県内には山も多く、高知県との境付近に西日本で一番高い石鎚山を要します。山海の自然に囲まれていながら、地震などの大規模災害があまり起こらないとされ、暮らしの安心に繋がりますね。

海側は温暖で晴天日数が多く降水量が比較的少ない瀬戸内式気候ですが、山間部では積雪も多くウインタースポーツも楽しめます。季節や地域によってバリエーション豊かな自然に触れることができ、海の幸・山の幸に恵まれた美食の宝庫でもあります。

愛媛県の移住支援・就業支援制度

愛媛県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

愛媛県には住宅改修補助や移住支援金などの移住支援制度があります。他にも市町村ごとにさまざまな支援事業が行われています。

移住者住宅改修支援事業

県外から移住し、県や市町の空き家バンクを通じて一戸建てを購入・賃借した場合、改修等の費用を補助する制度です。60歳未満の世帯構成員がいる働き手世帯は200万円、中学生以下の子供がいる子育て世帯は400万円を限度として、改修にかかる経費の2/3が助成されます。

家財の搬出費用も対象となり、20万円を限度として経費の2/3が補助されます。5年以上定住する意思があることが条件で、5年未満で転居や取り壊しを大鳴った場合返還を求められる場合があります。

愛媛県移住支援事業

東京圏から今治市・宇和島市・西条市・大洲市・西予市のいずれかに移住し、所定の条件で就業した人へ支援金が給付されます。転入直前に1年以上連続、かつ直前10年間のうち通算5年以上、東京23区に在住または通勤していた人が対象です。

就業要件は、県のマッチングサイト掲載求人など所定の条件を満たす就業か、起業支援金の交付決定を受けることなどです。自らの意思により元の業務にテレワークで引き続き従事する場合も対象となるため、働き方の幅が広がるでしょう。

金額は単身の場合60万円、2人以上世帯の場合100万円です。

コワーキングスペース

愛媛県では、コワーキングスペースが県内各地に設けられており、テレワークの作業場として、またテレワーカー同士のコミュニティの場として活用されています。

コワーキングスペースの情報をまとめたポータルサイトが運営されており、相談会やイベント情報なども掲載されています。施設ごとに特色があり、利用者同士の交流が盛んな施設や合宿も可能な建物、あるいは作業に集中できるブース中心のタイプもあります。

中でもユニークなのが宇和町にある宇和米博物館で、元々校舎だった建物の教室部分がサテライトオフィスやコワーキングスペースとして貸し出されています。