恋愛依存症チェックリスト
恋愛依存症チェック①彼氏といつも一緒にいないと不安になる
彼氏と一緒にいないとずっと不安を感じているという方、また休日だけではなく仕事帰りや終電の終わった深夜など、相手の都合など省みずに会いにいってしまうという場合は、恋愛依存症に陥ってしまっていると言えるでしょう。
彼にも友人や会社の同僚などと過ごす時間が必要なのに、そこまで考えが至らないというのは、かなり重症かもしれません。
恋愛依存症になってしまうと、周りのことがまったく見えない、意識の中にもないといった状態になってしまいます。
「彼の出張中、あまりに心配になりすぎて過呼吸に。救急車で運ばれた先で心療内科をすすめられて、現在通院中です。まだ彼とは続いていますが、時々発作のように動悸がするんですよね。」(女性/25歳/イベント関連)
共依存恋愛は、ひどくなると心だけでなく体にまで影響します。重症になると、専門家による診察やセラピーを受けなければ抜け出すことは難しくなります。
恋愛依存症チェック②彼氏の予定や行動を把握していない気がすまない
自分と離れている時、彼氏が今誰とどこにいて何をしているのかが気になり、ひたすらラインを送ったり彼のツイートを逐一チェックしているという場合は、恋愛依存症の傾向があると言えます。
学校や仕事、趣味や友達や家族との人間関係など、普通に暮らしていくためにはたくさんの関わりの中で誰しもがバランスをとって生きています。しかし、恋愛依存症の人の場合は、バランスを取ることができません。普通は即レスがなくても数時間程度であれば「仕事や移動中、友達と会っているなどの理由で返信ができないことだってある」とわかるはずです。しかし恋愛依存症の場合は、たとえ数分でも不安になってしまうのです。また、少しでも恋人と一緒にいたいと願い、恋人が自分の知らない時間を過ごすのも嫌だと思ってしまいます。短時間であろうとも、恋人と離れることで不安になり、恋人を異常なまでに束縛したがります。
また彼氏が同性の友達と遊んでいたとしても「どうして私より友達と会うことを優先させるのか」などと責めるようであれば、かなり依存度は高いと言えるでしょう。
恋愛依存症チェック③彼氏の顔色ばかりうかがってしまう
自分は本当に彼に愛されているのかと常に気にして、彼の顔色ばかりをうかがい、常に彼に合わせるような行動を取っている場合、少しでも冷たい態度を取られたらどうしていいか分からず、パニックを起こしたりヒステリックになったりするケースもあります。
特に世話焼き傾向にある人は「この人を助けてあげられるのは自分しかいない」と思い込んでいるので、彼や彼女のリアクションからとにかく何とか正解にたどり着かなくちゃいけないという思い込みが加速し、必死に尽くしてしまいます。
結果として自分を見失うほどに相手に尽くしすぎてしまう人もいます。本人も気がつかないうちに心身ともにボロボロになって、周りから見たら異常な光景に陥ろうと、本人は意固地になって認めないことすらあります。ここまで酷い依存症状になる前に、専門のカウンセラーと治療することが大切です。
恋愛依存症チェック④彼氏以外のことに興味がない
彼氏ができたとたんにあまり女友達に連絡を取らなくなり、彼が生活の中心となることは、恋愛の始まりにはよくあることです。
しかし友人からの誘いを全て断ったり、たとえ会う約束をしていても彼氏から連絡がくればドタキャンするということを繰り返していると、気がついたら周りに誰もいなくなっていたという事態になりかねません。
また、彼氏のためにという気持ちだけをモチベーションに働いている場合、うまくいかない時期は仕事の効率すらダダ下がりし、周囲に迷惑をかけてしまったり、メンタルが不調だという理由で休みがちになってしまうことはありませんか?
社会生活と恋愛をどうしても切り離せない人の場合、アルバイトや会社を休みがちになって職場を転々とするなど、社会的信用すら失うことになります。金銭面に関しても、それまではしっかり管理できていたのに、恋人の気を惹こうと貢ぎ出したりするとどうでも良くなってしまいがちです。
このように彼氏以外のことに興味がなくなり、人間関係や信用まで崩壊してしまった場合は、やはり恋愛依存症であると言えるでしょう。
恋愛依存症チェック⑤友達の彼氏に対する悪い評価を無視する
女性というのは非常に勘の鋭い生き物です。お酒を飲みながらいつものように話を聞いてくれる友達が、あなたの泥沼の恋愛話を聞いて、真剣な顔でアドバイスをしてくれたことはありませんか?
しかしおよその場合、恋愛依存度合いが高い人は彼氏に夢中で、友達のアドバイス、特に友達の彼氏に対する悪い評価には全く耳を貸そうとしません。自分たちの仲を裂こうとする者は全員敵、という心理に陥ってしまうのです。
そして友人が彼氏を悪く言っていると思い込み、ケンカになり、大切な友達をひとり失うことになってしまうことにもなるでしょう。
このように周りの声が耳に届かなくなっているということは、彼のことしか考えられず視野が狭くなっている証拠であり、恋愛依存症であると言えます。
冷静に考えて彼の言動は「DV」「パワハラ」「借金」「女性問題」「アルコール依存」のいずれか、あるいは複数に当てはまっていませんか?まだ話を聞いてくれる友達がいる人には、引き返すチャンスが残っています。「本当にダメ男好きだよねー!」と茶化してくる友達ではなく「もう限界だから、きちんと別れたほうがいいよ。協力するよ。」と親身になってくれる友達や親、場合によっては警察やシェルターなどに助けを求めましょう。
自分の悪いクセだからと思い込んだり、ひとりで悩むことなく、専門家に相談してください。事故や傷害事件になるまで別れられないケースが多々あります。
ここまで恋愛依存症チェックをしてきましたが、これらのどれかひとつに当てはまれば、あなたは恋愛依存症であると言えます。
ではそんな恋愛依存症を克服するためには、一体どうすればよいのでしょうか。