ヨガをしていて眠くなったときにはどうすればいい?

ヨガをしていると眠くなる…実はそれは正しい反応だった!眠気の理由を徹底解説
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

なぜヨガをすると眠くなるのか気がついた人はまず、自分のヨガの練習のやり方をチェックしましょう。

ポーズを全部やろうとしていないでしょうか?また、呼吸の深さ・ペースは適切でしょうか?

ヨガ教室で多く行われるグループレッスンでは、必ずしもみんなと同じペースで、全部のポーズをやらなくても良いと指導されています。

ポーズ中、呼吸が浅く速くなったり、心臓がバクバクするなど、今の自分にはきつすぎると感じたら、インストラクターに相談して、適切な強度に軽減しましょう。気合が入りすぎることからの疲労感が、眠気を引き起こしているかもしれないのです。

ヨガのトレーニングの延長にある瞑想の時間に眠いと感じる人はたくさんいます。「頭で何も考えず、空っぽにしましょう!」とインストラクターが指導する瞑想の時間は、本来は寝る時間ではないため、もちろん寝ずに瞑想状態に入れるようトライし続けることが望ましいそうです。

ヨガをしていると眠くなる…実はそれは正しい反応だった!眠気の理由を徹底解説
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

しかし、無理に起きている状態に保とうとすると、集中を妨げてしまいます。あまり寝ないように寝ないようにと自分にプレッシャーをかけたり、何か気をそらすようなことを考えて頭の中がいっぱいになってしまっては、本末転倒です。眠いのをなんとかこらえようと意識しすぎるのもよくありません。

寝ても良いか、我慢するかについては、インストラクターの主義によります。いずれにしても、シンプルに、呼吸とヨガのポーズの維持に集中することをまず第一に考えましょう。集中できる時間を少しずつ伸ばせるように、心を鍛える時間なのですから。

ヨガレッスンの後は様々な理由で眠気に襲われる人がたくさんいます。環境が許せば、よく水分を摂った後に眠ってしまいましょう。副交感神経がよく機能して、深く気持ち良い眠りにつくことができます。

ヨガで眠たくならないようにするには

ヨガをしていると眠くなる…実はそれは正しい反応だった!眠気の理由を徹底解説
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

なぜ眠いのか自分の身体の変化に敏感になって対処方法をよく考えられるようになったということは、何より進歩している証です。この眠気は疲れから来るものでしょうか?それとも好転反応でしょうか?それを見極めるためには、自分の生活や行動を振り返りましょう。

ヨガの最中に眠くなるのは、腹式呼吸やポーズが正しくできている証拠です。どうしても眠くなってしまった場合、次のポーズをするのが困難になってしまうので、深く呼吸することに集中しましょう。やがて眠気がおさまり、心身がすっきりするはずです。

ヨガの後にも眠気が続く場合は、好転反応である可能性が高いようです。好転反応が起こっていると思われる期間は、水分を多めに取って老廃物や毒素をしっかり排出することが大切です。眠気が続く場合は温かいお風呂につかり、発汗を促して代謝を上げて体の循環を促しましょう。リラックスした時間を過ごすことは、自然な回復に効果的です。

なお、好転反応はおよそ3日で和らぐといわれています。水分を沢山摂ると老廃物が早く身体から外に排出され、その期間を少し短くすることができると言われているので、意識して水分を多めに摂取しましょう。

ヨガをしていると眠くなる…実はそれは正しい反応だった!眠気の理由を徹底解説
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

また、瞑想の途中でどうしても眠くなるという方は、集中力を十分維持できないほど、身体が疲れてしまっていると考えられます。まずは十分な睡眠をとりましょう。

長い時間集中して瞑想することは大変難しいことです。眠くなってしまったことを悩むのではなく、今日は5分できた!10分できた!と、少しずつできるようになることを大いに喜びましょう。

眠気を乗り越えるとあなたのヨガはさらにレベルアップ♪

ヨガをしていると眠くなる…実はそれは正しい反応だった!眠気の理由を徹底解説
(画像=pixabay.com/ja/、『Plus Quality』より引用)

ヨガを習慣づけた方によく見られる眠くなるという症状は、好転反応といって、ヨガの効果が現れている証拠です。好転反応には、眠気以外にも体がだるさ、イライラ、頭痛などさまざまな症状があって、心配する必要はありません。やがて毒素を身体の外に押し出しやすい体質になって行きます。これがヨガを習慣にすることで、身軽なカラダへと変化していくメカニズムなのです。

何より身体の変化に気付くようになったということは、ヨガの目的の一つである自分の身体への理解を深めることができるようになったことの現れです。

さらに瞑想のステップへ進むのは大変難しいことです。ヨガのトレーニング中「瞑想に成功した」と感じる明確なサインはありません。瞑想ができているのかいないのかの判断は、自分自身にしか分かりません。

しかし、難しいポーズが次第にできるようになるのと同様に、継続することで、集中力を長くキープできるようになります。

深く呼吸をしながら今感じているストレスを把握し、心の中に浮かぶ様々な情報を取捨選択し、自分の言動を見定めることは、心のデトックスにつながります。

瞑想を行いやすくし、心身の健康を保つというヨガ本来の目的は、一朝一夕で実感できるものではありません。

心身ともに達成感を感じられるまで、トレーニングを継続し、少しずつレベルアップして行きましょう!


提供・Plus Quality

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