ミスタードーナツ4年間で約200店が閉店…人気ドーナツ店存続の危機か？

ミスタードーナツの営業利益が伸びた理由

ミスタードーナツの営業利益が大きく伸びた主な理由として、新商品の開発やネットオーダーサービスとの提携による売上高アップが挙げられます。

ミスタードーナツは有名スイーツ店とのコラボ商品を開発し、「misdo meets」として販売しています。

＜コラボ先＞
・祇園辻利（宇治茶専門店）
・クロッカンシューザクザク（シュークリーム専門店）
・BAKE CHEESE TART（焼きたてチーズタルト専門店）
・ヴィタメール（ベルギー王室御用達チョコレートブランド）

現在「misdo meets」の売り上げは好調で、ミスタードーナツの収益の柱となっています。

新開発のオリジナル商品「むぎゅっとドーナツ」の売り上げも好調です。おやつにも軽食にもなる点が消費者に高く評価されています。

「出前館」との連携によるデリバリーサービスで、消費者のニーズに応えている点も評価されているようです。

これらの新たな試みによって、現在ミスタードーナツの業績は上向きになっています。

一時期業績が大きく低迷したミスタードーナツですが、新たな試みを次々と行う「攻め」の姿勢で業績のV字回復を図っています。今後も攻めの姿勢でいけば、「ミスド完全復活」も夢ではないでしょう。

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。