猫はどんなときに嬉しく感じているのか、猫が大好きな飼い主さんなら知っておきたいでしょう。

猫の行動を観察すると、猫が嬉しいタイミングが見えてきます。今回は、猫が嬉しいときの行動や、どんなときに嬉しくなるのかについて解説していきます。

猫が嬉しいときの行動

猫は嬉しい気持ちのとき、行動で示すことがあります。ここでは、猫が嬉しいときにみせる行動について解説していきます。ぜひ、猫の行動に注目してみましょう!

しっぽを立てる

猫がしっぽを立てている様子はたびたび目にするのではないでしょうか?

しっぽを垂直に立てる行動は、嬉しく感じている証拠です。飼い主さんに向かってしっぽを立てている場合、嬉しさを表現していることが多いでしょう。元々は子猫が母猫に存在をアピールする行動だと言われています。猫がしっぽを垂直にピンと立てて見せたら、ぜひ撫でたり遊んだりしてあげましょう。

ゴロゴロと鳴く

猫の行動として分かりやすいのが鳴き声です。喉の奥を鳴らすように「ゴロゴロ」「グルグル」と鳴いている場合は、猫が甘えたりリラックスしている証拠です。

元々は子猫が母猫にお乳が欲しいと示す行動や、母猫と子猫のコミュニケーション手段とも言われています。ただし、怯えたり苦しいときにもゴロゴロと鳴くことがあり、その場合は比較的低い音でゴロゴロと鳴きます。

顔や体をすりすりする

猫がすりすりする理由はいくつかありますが、飼い主さんに甘えたい、何かをやってほしいことを示したり、一緒にいて嬉しいという気持ちを表す際にすりすりしてきます。自分のにおいをつけるために、すりすりしている場合もあります。

飼い主さんなど自分が好きと認識している人から自分とは違うにおいがしたときに、猫はすりすりして自分のにおいを付けなおそうとします。親しい相手にあいさつとしてすりすりする場合もあります。