胃に負担がかかりにくい、優しい料理
岩惣の料理は、夕食が会席で、朝食が御膳になります。全体の印象として、胃に負担がかかりにくい優しい料理で、少食の人でも食べやすいです。
お食事処「もみぢ」の改装後は、新館・本館に宿泊した場合は、夕食・朝食は半個室を備えるレストランでいただくことになります。筆者が訪れたのは改装前でしたので、夕食はお部屋で、朝食はお食事処「もみぢ」でいただきました。また離れに宿泊すると、夕食・朝食ともに、部屋食になります。
以下で、筆者が宿泊した際の夕食・朝食をご紹介します。どちらも2021年12月時点のものです。
夕食
食前酒
この日の食前酒は、みかんの果実酒。
光附
光附は、空也蒸し(あなご白焼き、百合根、銀杏、椎茸、青菜、鼈甲餡、山葵)です。
前八寸
前八寸は、帆立、舞茸、榎木茸、とんぶり、博多海老真薯(柚子味噌)、柚子巻柿、野菜カステラ、燻製サーモン砧巻き、穴子八幡巻き、胡桃飴煮です。
向附
向附は、旬の鮮魚(間八、撥鮪、真鯛、吉和山葵、芸州造り醤油)と、添え向(鯖棒寿司、白甘酢生姜)です。
焼物
焼物は、宮島産焼きかき、広島生檸檬添えです。
強肴
強肴は、和牛焼きシチュー(茸いろいろ、生クリーム)です。
焜炉
焜炉は、饂飩すき(雛鶏摘入れ、車麩、芹、人参、牛蒡、九条葱、柚子胡椒、一味)です。
食事・止椀・香の物
食事は飯器にて(じゃこ御飯、ゆかり)、止椀は、袱紗味噌仕立て(汲み湯葉、滑子、小葱、粉山椒)で、香の物は、安芸むらさき、広島菜、べったら漬けです。
水菓子
水菓子は、季節の盛り合わせ(イチゴ、紅まどんな)。
夜食
岩惣では夜食が付いています。この日の夜食は、いなり寿司をいただきました。
朝食
朝食は和朝食で、他の宿の朝食と比べると、味付けも量も胃に優しいです。食後にコーヒー、又は、紅茶をいただけます。
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