2022年2月1日、ジャニーズの5人組アイドル“A.B.C-Z”がデビュー10周年を迎えました。同日にはグループ初となるベストアルバム「BEST OF A.B.C-Z」もリリース、熱く濃い10年の歩みをギュッ!と詰めてファンに届けてくれました。
時代とともにアップデートされても揺るがない、どこか懐かしくて新しい“ジャニーズらしさ”。これを体現できる唯一のグループがA.B.C-Zです。その存在感は、言うなれば“ジャニーズの純喫茶”。今回は、そんな彼らの魅力の秘密に迫ります。
ジャニーズ初のDVDデビューを実現
2012年2月1日、A.B.C-Zはデビュー曲「Za ABC~5stars~」を引っさげ、ジャニーズ初のDVDデビューを叶えました。メンバーは、橋本良亮さん(当時18歳)、戸塚祥太さん(当時25歳)、河合郁人さん(当時24歳)、五関晃一さん(当時26歳)、塚田僚一さん(当時25歳)の5人。デビューといえば“CDデビュー”が常道とされたなか、歌だけでなく、彼らの誇るハイレベルなアクロバットもぜひ観てほしいという思いからこの異例のデビュースタイルが採用されました。同DVDは2012年2月3日付オリコン週間DVDランキングで総合首位を獲得しています。
目が離せないワンカメ・ワンカット撮影
A.B.C-Zは曲のスタートからフィニッシュまで1台のカメラでパフォーマンスを撮りきる“ワンカメ・ワンカット撮影”を得意としています。もしNGを出したらイチからやり直し……というシビアな条件ながら、見る者をワクワクさせる世界に誘い、魅了してみせる演出が好評を博しました。さまざまな映像作品がありますが、さわやかな海と空をバックにのびやかに舞い踊る「Walking on Clouds」は特におすすめ。
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