青汁にはどんなイメージを持たれていますか?
一般的には、”身体に良い・健康的な気がする”とプラスのイメージが強いですね。
確かに青汁を飲む意識そのものが素晴らしいです。
しかし、本当に必要な栄養素が取れているのか?
青汁を飲めば野菜不足を解消できるのか?
ダイエットにも効果的なのか?
そんな疑問を少しでも解消できれば嬉しいです。
青汁の効果
栄養相談の中で、野菜をしっかり摂取していますか?という質問をすると「野菜は青汁を飲んでいるから大丈夫」こう言われることが意外と多いです。
青汁というと、手軽で身体に良いものが詰まっている感覚ですもんね。
濃い緑色をしているので、緑黄色野菜をしっかり取れているイメージがあります。
しかし、実は青汁と一言でいっても種類はさまざまです。
青汁=カラダに良いのか?と聞かれると、”はい”とは言えないのが現状です。
というのも、何を基準で選ぶかが重要だからです。
- 腸内環境を整えて排便を促したい
- むくみを解消したい
- 不足しているビタミンやミネラルを補って肌の調子を整えたい
- 少ない摂取カロリーで体重減少を目指したい
- 野菜不足を解消したい
- 抗酸化作用を期待して内側から改善していきたい
- とにかく健康でいたい
このように、目的によっても効果の見え方は変わってきます。
では、何に注目したら良いか。
一つお伝えします。
それは、青汁は表示をチェックしてみることです。
裏面の成分表示や原材料表示はもちろんです。
さらには、どういう食品として分類されているのか?ですね。
保健機能食品という言葉をご存知でしょうか?
これは、国が制度を設けて効果の表示を許可している食品に分類されます。
- 特定保健用食品(トクホ)
- 栄養機能食品
- 機能性表示食品
大きくこの3つです。
トクホというと、皆さんにも少し馴染みがあるのではないでしょうか。
上記以外は、いわゆる健康食品と言われるもので効果や特定の機能の表示ができない商品です。
もし、あなたが具体的にこんな効果を得たいと言った目的があるのであれば保健機能食品を選んでみることをオススメしてます。
逆に保健機能食品の許可を受けていないのに、◯◯に効果的と記載されている商品は気をつけなければいけないですね。
青汁をダイエットに取り入れたい方
青汁の効果のセクションでは、それぞれ青汁に期待する効果で商品を選んで欲しいことをお伝えしました。
ここでは、ダイエットを行う上で青汁を取り入れたい方にオススメな飲み方を紹介していきます。
そもそも青汁を飲むだけでダイエットができるのか?
ダイエットを青汁を飲むだけで行うことは難しいと思います。
ただし、ダイエットを行う上での補助として青汁を使うのはいいものだと感じています。
置き換え食のように、夕食を取らずに青汁のみ摂取するといった極端な食事制限をすると体重は落ちます。
しかし、それでは栄養不足を招く原因になったり、リバウンドの原因にもなりかねません。
ですので、青汁ダイエットを行う場合はバランスの良い食事を実践しつつ青汁もうまく取り入れていきましょうという方法が大切です。
ダイエットに取り入れたい青汁の選び方
では、どんな青汁が良いのか?
インターネットやドラッグストアなどさまざまなところで青汁が販売されています。
選び方としては、
- 保健機能食品の表示
- 無添加や無農薬の商品
- 砂糖や甘味料が添加されていないもの
- 味が飲みやすいもの
この辺りをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ダイエットといっても、まずは健康的なカラダを保つことが必要です。
安心安全な食材を使っていること、効果や目的が明確であるもの。
そして自分にとって飲みやすいものがいいですよね。
形状に関しては、錠剤や粉末タイプと様々ですがどれが良いとは言い難いです。
牛乳やスムージーなどに混ぜて飲む場合は粉末がいいですし、青汁の味が苦手な方は錠剤がいいでしょう。
自分が続けられると思う形状や味の商品を手に取ってみること。
そして何よりも、飲み続けた体感として効果を実感できるもので選んでみてくださいね。