女性特有の不調を整えるのに役立つとして、注目されている『アーユルヴェーダ』の考え方。

今回からは、『アーユルヴェーダ』に基づく“月の流れに沿った過ごし方”を紹介します。

『アーユルヴェーダ』女性特有のゆらぎと上手く付き合う方法Vol.2
(画像=stock.adobe.com P・Hより引用)

月経期=“ヴァータ”の時期

女性ホルモンの流れを、月の流れのステージに分けて見る『アーユルヴェーダ』において、月経期は、心と体が乱れやすい“ヴァータ”の時期。

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“体内を浄化するための自然現象”として、1ヶ月に一度、体内に蓄積された毒素を洗い流し、身体のメカニズムを整えるのが生理の役割です。

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しかし、本来の体のエネルギーバランスが崩れてしまうと、現れるのが生理不順や生理痛といった“不調のサイン”。

『アーユルヴェーダ』では、それらを薬で強制的に抑制するのではなく、根本から優しく整えることが大切だと考えています。

ここからは月経時の症状とその対処法を、“ドーシャ体質”別にチェックしていきましょう。

ドーシャごとの過ごし方

ヴァータ 症状:
・神経質になり、落ち込みやすくなる
・生理不順や生理痛
・キリキリとした腰痛
・黒ずんだ凝血塊を伴う経血
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対処法:
・ゆっくりと入浴し、十分な睡眠を確保する
・適度に油分を含んだ温かい食事を摂る
・冷たい飲み物や食べ物を控える
・辛味や苦味の強いものは控える

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ピッタ 症状:
・イライラして怒りっぽくなる
・食欲が旺盛になる
・吹き出物や湿疹が出る
・出血量が多く、経血は鮮血
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対処法:
・入浴時はお湯の温度を低めに設定する
・新鮮な野菜や果物を摂る
 (サラダなどの熱くないもの)
・アルコールやコーヒー、チョコレートを控える
・乳製品や動物性食品を控える
・過度な運動は控える

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