恋愛で感じる罪悪感や劣等感【金銭感覚に差がある】
金銭感覚の差も罪悪感や劣等感の原因になります。
いつも奢ってくれている彼氏に罪悪感を抱いたり、自分のお財布事情に合わせてくれる彼だと「こんなデートで楽しいのかな？」と不安になったりもします。その他に、彼が元々お金持ちの家庭で育っていた場合、随所でそんなところでお金をかけるの？と驚くことになるでしょう。もちろん自分から生まれの良さを口に出す人もいますが、本当に育ちの良い人はやたら自慢になるようなことは言いません。
しかし、子どもの頃のアルバムを見たりすると、ちょっとした行事をどれくらい贅沢に過ごしていたかなど、お互いの家の差を否応無く垣間見てしまうことがあります。また、彼の親からプレゼントされたブランド品などを見ると、自分の環境を恥じてしまうことや、劣等感を抱いてしまう人も多いでしょう。
もちろん、育った境遇の差は埋められませんが、現在進行形の違いは縮めることができます。ハイスペックな彼とその周りの人々に見合うような、専門性の高い職種に転職できるように、資格を取得したり語学の勉強をすることは、あなたにとって永続的にプラスに働くでしょう。彼の家族に紹介されたときに、胸をはってにこやかにいられるか、見た目と知性における自信があれば乗り越えられるはずです。
しかし、交際が続いて結婚となると、金銭感覚の一致はお互いにとって大切なものとなります。結婚生活というのは、毎日毎時間続きます。ずっと緊張していては身が持ちませんし、ストレスになります。彼にとっての日常的な価格帯と、特別な奮発するときの価格帯が、あなたの思うものとかけ離れていることを、相手はどう思っているのか知る必要があります。「そんな貧乏くさいこと言うの？」と間接的に自分の実家を貶されるようなことを言う人だった場合、結婚してからもずっと自分の実家を蔑まされ続けると思うと、絶対に踏みとどまるべきです。逆に、歩み寄ってくれて「自分たちのベストを見つけようね。」という姿勢でいてくれる場合、信頼して良い人と言えます。
今は終身雇用の時代ではなく、キャリアや収入については自分で意思を持って舵取りする必要のある時代です。彼が今の金銭感覚でずっといられるわけではありません。突然ビジネスが不調になって、あなたのためにお金をかけてくれなくなる日が来るかもしれませんが、それでもあなたは相手を好きでいられるか想像することも、大事なことです。
また、あなたのアドバイスを受け入れて、金銭のコントロールをしてくれる耳を持った人かどうか、潤沢なお金で目がくらんだ状態でないか、確認することも時々必要になります。一緒にいても自然な自分でいられるかどうかは、ゆくゆくは結婚相手を見極める最低限の条件になります。この価値観の差に悩まれている方は一度話し合ってみてくださいね。
罪悪感や劣等感を感じた時にすべきこと
もしあなた達が20代～30代の若いカップルの場合、まずは何がフツウか確認してみると良いでしょう。できれば家族や友人に相談してみてください。ただのノロケではなく、真剣に考えてもらうために、まずはカジュアルに「これくらいの頻度でこれくらいの金額の贈り物をくれるんだけど、変じゃない？」と聞いてみます。第三者から現状を見てもらうことで、自分ではわからなかったことも見えてくるかもしれません。
しかし「あなたのようなきちんとした人を、一生懸命喜ばそうとしている良い人ですね。」と喜んでくれる人が半分、「あなたみたいな人には勿体無いよ。きっと何か裏があるに違いないよ。」と意地悪なことを言う人が半分で、より一層自信がないタイプの人は悩んでしまうでしょう。
恋愛がうまく行っている場合において出てくる謎の罪悪感の正体は、子供の頃の経験から形成された自分への思い込みや自信のなさだったりします。しかし、過去のあなたと現在のあなたは違います。
子供の頃からの思い込みで物事を考えるのでも、他人と比較するのでもなく、フラットな目線から二人の“標準”を模索しましょう。
大切なのは、彼に気持ちを打ち明けることです。罪悪感や劣等感に悩んでいるということは、彼への愛があってこそ生まれる感情です。聞くことで「嫌われちゃうかな…」と不安にもなりますよね。しかし、罪悪感や劣等感を持ったままでは幸せな恋愛はできません。勇気を出して一度話し合ってみてください。恋愛は二人でするものです。
例えば彼があなたにプレゼントをくれるたびに「こんなに高価なものをくれるなんて申し訳ない…」「気をつかわせてごめんなさい。」と表情を曇らせ続けるのは、彼にとって嬉しいことではありません。私たちは常に相手を喜ばせたい・役に立ちたい願望を抱いています。相手はあなたの喜ぶ顔を見たいのに、毎回表情を曇らせて謝られてしまうと、がっかりし続けることになるのです。
自然と口をついて出てしまう「ごめんなさい。」を「ありがとう！」に言い換えることで、将来の付き合い方がどうなるにしても、好印象の異性だった記憶として残るでしょう。
幸せな恋愛をするために
恋愛で感じる罪悪感や劣等感についてご紹介しました。
交際が長く続くにつれて、辛い時や悲しい時、また、もちろん楽しい時も一緒に過ごすことになる相手と、自然体で過ごすためには、罪悪感や劣等感なんて感じないほうが良い決まっています。ネガティブな思い込みから突っ走る悪癖があるとか、相手の意見を尊重せずに尽くし続けるような悪癖があると気付いた時から、お互いできる範囲で直しましょう。自分に自信を持って、幸せな恋愛を育ててください。
自分に自信がない理由は様々ですが、先に述べた通り、生まれつきの性格に合わせて家庭環境や幼い頃の経験、あるいは能力や外見のコンプレックスなどから生まれる場合が多いです。あなたはもうすっかり習慣的に素の自分を出したら嫌われると思い込んでしまっているかもしれませんが、恋愛は一人でするものではなく、二人でするものです。お互いの欠点をともに支え合ったり、リカバーしあって、二人で協力して進めて行くものです。多少自信がないことがあっても、彼はその弱さこそが自分の役に立てるポイントだと思っているのですから！
例えば美人は三日で飽きると昔からよく言います。完璧な人ほど面白くないものはないです。そしてあなたが見る彼の格好よさは見る人の角度によって変わるものです。それはお互い様で、彼は思いがけないあなたの一面こそが、あなたの一番好きなところだったりします。多少の凸凹がある、そんな自分を受け入れることが、楽しい未来に繋がります。
もちろん、これからもずっとお互いの良さを認め合い、補いあって、切磋琢磨しあえる人だと気付いてもらえたら、きっと手放してはならない運命の人だと思ってもらえることでしょう。謎の罪悪感や劣等感に縛られることはありません。幸せな恋愛をして二人でより良い未来に向かいましょう！
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