3.収入が不安定な職業の人
フリーランスなど収入が不安定な職業の人も銀行員からの信用は低くなります。収入が安定しないことを理由にその人の返済能力を疑うからです。
逆に、毎月給与が振り込まれる会社員は「収入が安定して返済能力が高い人」として信用されやすいでしょう。
ただ、銀行員は個人信用情報や収入の状態、貯蓄額などさまざまな材料から総合的に人の信用度を判断するため、収入が不安定なことだけを理由に融資やクレジットカードの審査で落とすことはありません。
たとえば確定申告書などで返済可能な収入を確認でき、個人信用情報にも問題がないとわかれば、銀行員がその人を「信用できる」と判断して審査を通す可能性が高くなります。
銀行員は多方面から総合的に見極めた上で信用できる人かどうかを判断する
日々顧客と向き合う銀行員は、その信用度を見抜く目を持っています。しかし、決してそれだけで顧客の信用度を判断することはありません。
銀行員が顧客の信用度を測る場合は、個人信用情報や会社の財務諸表、銀行との取引履歴などの客観的な情報を必ず確認します。
その上で、銀行員への対応や周囲の評判をもとに人柄のチェックを行い、総合的に見て信用できるかどうかを判断します。
そのようなことを知っておくと、必要以上に銀行員を恐れずにお付き合いできるでしょう。
文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。
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