産後クライシスが起きる原因
ここではなぜ産後クライシスが起きてしまうのか…
その原因をご紹介します*
まずは原因を知ることでご自身に産後クライシスが起きたときに少しでも冷静に対応できるよう心構えをしておきましょう。
1ホルモンバランスの影響
妊娠中の女性は女性ホルモンが急激に増えた状態が続きますが、いざ出産を終えると女性ホルモンが老人レベルにまで急激に低下します。
結果として一気にホルモンバランスが崩れてしまうため女性はイライラしたり、攻撃的になることが多くなります。
ほかにも陣痛による全身の筋肉痛や会陰切開や後陣痛などによる痛みなど産後の女性の身体にはさまざまな負担がかかるため普段だったら感情をコントロールできる方でも感情の制御が難しくなるといったことも起こってしまうそうです*
2生活の変化
子供が産まれると女性は子供が一番になり育児に専念します。
しかし赤ちゃんは言葉も話せず夜泣きもします。
おむつの交換や寝かしつけなど今まで以上にやることが増えてしまうだけでなく夜も2~3時間ごとに授乳で起こされるような生活が続きます。
そうなると女性は自分の食事や睡眠の時間もままならず疲れは溜まる一方に…!
疲れから余計にイライラしがちになりそのぶつけようがない怒りの矛先がどうしても夫である男性に向けられます。
また女性の中で自分の生活は大きく変化してしまったと感じる一方で男性の生活は大きく変わってないように映ります。
このことがどうしても女性には「不公平」に映ってしまい夫婦間の溝を広げます。
このように女性自身の生活が大きく変化してしまうことが夫婦仲にも大きな変化を招いてしまうことに繋がり兼ねないということが分かりますね。
3コミュニケーション不足
最後に忘れてはいけないコミュニケーション不足!
独身時代あるいは夫婦二人の時はしっかりとコミュニケーションが取れていた夫婦でも、子供が産まれたことでコミュニケーションが減ってしまい夫婦がすれ違うということもしばしばあります。
自分の思いや考えを伝えたれなくなることで双方が悩みや不安をどんどん溜め込むようになります。
自分の中で全てを消化しようとするとどうしても消化しきれない感情が生まれ二人の溝が深まる原因に。
結果として産後クライシスを引き起こします。