コットン西村真二 芸人として「NHK新人お笑い大賞」優勝

 お笑いコンビ、コットンの西村真二(37)は、広島ホームテレビのアナウンサーから芸人に転身しました。もともと学生時代に芸人を志していましたが、当時の相方と「社会人を1年だけやったほうがいい」という約束で、慶應義塾大学卒業後に就職。

 しかし当時の相方が芸人を諦め会社員としての道を選んだことから、1年の予定だった西村の社会人生活は延長することに。そんな時、芸人を夢見るきっかけとなった2006年のM-1グランプリでのチュートリアルのパフォーマンスを再び目にしたことで、芸人への想いが再燃。26歳だった2011年1月に辞表を出し、同年の4月に退職して芸人を目指して東京へ再び上京しました。

 現在はコットンのボケ担当を務め、2019年には若手お笑い芸人の登竜門「NHK新人お笑い大賞」で優勝を果たす実力者に。元アナウンサーという肩書き以外にも、水泳ジュニアオリンピック選手、ミスター慶應グランプリの肩書きを持つ、ハイスペック芸人に今後も注目です。

近江友里恵さん 三井不動産で街づくり

『女子SPA!』より引用
(画像=『女子SPA!』より引用)

NHK「ブラタモリ」制作班 (監修)「ブラタモリ 14 箱根 箱根関所 鹿児島 弘前 十和田湖・奥入瀬」KADOKAWA

 元NHKアナウンサーの近江友里恵さん(33)は、32歳だった2021年3月に退社をして三井不動産に転職。『あさイチ』では有働由美子アナの後任を務め、3年間キャスターを担当。親しみやすいキャラクターで人気を集めていただけに、惜しまれつつの卒業でした。

 幼少期に暮らしていた麻布十番の都市開発期に遭遇し、学生の頃から「街づくり」に関心があったという近江さん。NHK時代に担当した『空から見る 昭和 平成 そして未来』(NHK総合、2019年放送)では、日頃から疑問に思っていた「どういう街がいいか」ということを真っ向から取り上げました。この番組が、低成長期の日本で「低成長時代の日本で、どういう街をつくり、住む人にどんな生活を提供するか」という街づくりの仕事に就きたいという思いに拍車をかけたといいます。

 担当番組だった『ブラタモリ』であらゆる街を歩いてきたことも、今の仕事に生かせる経験になった、と語っていました。