日本テレビの桝太一アナウンサー(40)が、今年3月いっぱいで同社を退社することを発表。メインキャスターを担当する『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)の出演は続けながらも、同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究所員(助教)になることを報告しました。
卒業した東京大学大学院農学生命科学研究科ではアサリの研究をしていたことでも知られていますが、理系のアナウンサー出身者として新しいキャリアを選びました。
そこで今回は、アナウンサーの意外な転身を振り返ります。
青山愛さん 国連職員として難民支援を担当
元テレビ朝日アナウンサーの青山愛さん(33)は、28歳だった2017年6月に退職をし、ジョージタウン外交大学院で修士号取得を経て、2020年に国連職員へ転身。現在は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の渉外担当官としてスイスで働いています。
テレ朝時代は『報道ステーション』のお天気とスポーツキャスターを務めたり、『有吉&マツコの怒り新党』で夏目三久(37)に続く2代目アシスタントを担当する人気アナでした。
「アナウンサーの仕事は大好きだった」と当時を振り返りますが、幼少期と中学・高校生時代をアメリカで過ごした経験もあり、中学生の頃から「いつかは国際機関で働いてみたい、国際公益のために働きたい」という憧れを持っていたという青山さん。
その夢がみごと叶い、国連ではスポーツ関連の分野で難民支援に関わる任務を担当しています。東京パラリンピックでは、難民選手団のサポート任務で活躍しました。
アナウンサー仲間とは今でも交流があるようで、宇賀なつみアナや林美沙希アナ、徳島えりかアナらのインスタグラムに時おり登場します。
前田有紀さん フラワーアーティスト
(画像:株式会社グリーンパックス プレスリリースより)
元テレビ朝日アナウンサーの前田有紀さん(41)は、2013年3月にテレビ朝日を退社してフラワーアーティストに転身。女子アナ時代は『やべっちFC』のアシスタントを務めるなど、看板女子アナの一人でした。
もともと都会育ちだったため、自然への憧れを持っていたという前田さん。働く中で自然を恋しく思う瞬間が多く、「もしも花と緑に関わる仕事をしたら、どんな風に暮らしが変わるんだろう」という好奇心から転職を決意したといいます。
10年間のアナウンサー生活に終止符を打ち、イギリスに留学。コッツウォルズ・グロスター州の古城で見習いガーデナーとして働き、帰国後は都内のフラワーショップで2年半の修業を経験。2017年の秋には自身がプロデュースする「世界の花屋」を設立。
現在は2人の子育てと仕事を両立させながら、フラワーアーティストとしてイベントやウェディングの装花や作品制作を行っています。