病弱メイクはか弱く儚いイメージのある独特なメイク法です。元気で健康的なメイクとは違い守ってあげたい弱さを出せるメイクです。今回は大人でもできる病弱メイクの方法や、おすすめのコスメについてまとめました。病弱なオーラをメイクで出してみませんか?
病弱メイクとは?
病弱メイクとは守ってあげたい雰囲気のはかなげなメイクのこと
病弱メイクとは思わず守ってあげたいと思わせるような、病的ではかない雰囲気を持つメイクの方法です。具体的には、色素を薄くしたメイクのことです。
ベースメイクは血色を抑え、陶器のように色白でツルンとした肌に仕上げます。また、眉毛は平行眉で表情を出さないのがポイントです。
その他にもアイメイクやチークなどはなるべく色を使わず、全体的な色素を抑え気味にするのがポイントです。健康的なメイクと違い、病的に仕上げるのがコツです。
病弱メイクは女性芸能人から人気に火が付いた
病弱メイクは女性芸能人が行ったことで、SNSを中心に人気が出始めました。元々メイクは健康的に可愛らしく見せるものが人気でしたよね。
しかし、病弱メイクはその真逆で、むしろ不健康で病的に見せる方法です。肌色は赤みを抑えた青白い色で、表情も見せないのがポイントです。
病弱メイクはあくまでも「病弱」に見せるものなので、目の周りを真っ黒にしたり暗い色の口紅を塗ったりする方法とは違います。守ってあげたいはかなさを出してみましょう!
大人もできる病弱メイクの方法は?
大人もできる病弱メイクの方法①血色を抑えるベースメイク
大人もできる病弱メイクの方法、1つ目の手順は血色を抑えるベースメイクです。病弱メイクの一番のポイントは、血色のない肌色です。
その為には、グリーン系のコントロールカラーで下地を行いましょう。グリーンは赤の反対色なので、赤みを打ち消して青白いベースにしてくれます。
また、グリーン系の色が合わない方は、ブルー系の下地でもいいでしょう。ピンクやイエローなど、暖色系のコントロールカラーはおすすめしません。
大人もできる病弱メイクの方法②色白陶器肌に仕上げる
大人もできる病弱メイクの方法、2つ目の手順は色白陶器肌に仕上げることです。ベースで血色を整えたら、自分の肌色に合ったファンデーションを薄く塗りましょう。
無理に白い色を使うと不自然になるのでNGです。また、厚塗りにならないよう注意しましょう。最後にマットな仕上がりのパウダーでサラサラに仕上げます。
艶感のあるファンデーションやルースパウダーは、病弱メイクにならないので使わないようにしましょう。マットな陶器肌がポイントです。
大人もできる病弱メイクの方法③アイメイク&アイブロウ
大人もできる病弱メイクの方法、3つ目の手順はアイメイク&アイブロウです。病弱メイクは表情がなくぼやけた平行眉がポイントです。
髪色より少し明るいアイブロウパウダーを使い、眉を平行に描いていきます。最後に輪郭をぼかすことで、キリっとなり過ぎないふんわり眉が完成します。
アイメイクは控えめにします。ブラウンやベージュ系のアイシャドウを薄く乗せ、ブラウン系のアイラインで細めにラインを引きます。マスカラは使わないか、ほんの少しだけにしましょう。
アイメイクの詳しいやり方
ライトベージュ系の明るいシャドウを、アイホール全体に乗せます。
二重のラインに、暗いベージュのアイシャドウを乗せます。
ブラウン系のペンシルアイライナーで、まつ毛の間を埋めるようにラインを引きます。
最後にアイシャドウやアイラインを軽くぼかすようにします。
大人もできる病弱メイクの方法④チーク&リップ
大人もできる病弱メイクの方法、4つ目の手順はチーク&リップです。チークは青みのあるローズ系、ラベンダー系の色がおすすめです。
大き目のブラシに取り、目頭側の頬骨あたりで一番高い位置に、斜め下に向かって軽く乗せます。最後にぼかして、チークが強くなりすぎないようにしましょう。
そして最後にリップですが、血色をよくすると病弱メイクにならないのでヌーディーなベージュ系を薄く塗ります。色付きリップクリームでもいいでしょう。グロスやリップティントは使用しません。
病弱メイクにおすすめのコスメは?【ベースメイク編】
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ①グリーンのコントロール下地
イニスフリー イニスフリーミネラルメイクアップベースグリーン
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、1つ目はグリーンのコントロール下地です。守ってあげたい病弱メイクにするには、血色のない肌色が一番のポイントです。
その為には、まず肌の血色を抑える必要があります。グリーン系のコントロールカラーは、赤みを打ち消す効果があります。薄く馴染ませると、赤みのない色白ベースに仕上がります。
厚塗りにならないよう叩き込むように塗るのがポイントです。グリーンのコントロールカラーは、赤みの強いニキビ跡にも効果的です。
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ②ブルーのコントロール下地
イプサ イプサコントロールベイスブルー
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、2つ目はブルーのコントロール下地です。病弱メイクにはグリーンのベースがおすすめです。
しかし、その人の肌色によってはグリーンが合わない場合もありますよね。グリーンがしっくりこなかった場合は、ブルー系のコントロールカラーを試してみましょう。
ブルーのベースを使えば、肌に透明感を出しつつ赤みを抑えられます。特にくすみやトーンの暗さが気になる方は、ブルー系下地も試してみてください。
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ③クッションファンデーション
PhysiciansFormula ミネラルエアークッションファンデーション
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、3つ目はクッションファンデーションです。コントロールカラー下地でベースを整えたら、ファンデーションを薄く塗ります。
この時、自分の肌色よりワントーン明るい色を選びがちですが、自分の肌色に合ったものにしましょう。明るくすると、かえって浮いてしまいます。
全体的にムラなく、マットに仕上がるようにファンデーションを塗っていきます。厚塗り感が出ないよう、なるべく薄くナチュラルに仕上げるのがポイントです。
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ④パウダーファンデーション
エトヴォス エトヴォスマットスムースミネラルファンデーション
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、4つ目はパウダーファンデーションです。クッションファンデーションを塗ったら、最後にパウダーを乗せサラサラに仕上げていきます。
この時、ツヤ肌に仕上げるパールやグロウ効果のあるものは避けましょう。病弱メイクにするには、ツヤツヤよりマットがおすすめです。
毛穴をカバーしてマットに仕上げるファンデーションで仕上げると、ツルンとした陶器肌になるでしょう。