関わるとめんどくさい人の対処法を学ぶ前に!
対処法を正しくマスターするために、なぜめんどくさい人は関わると周りが不快になるようなことばかり起こすのか、理解しておきましょう。そうすれば対処ももっと気楽にできるようになります。
少し距離を置く、無視をするなどだけでは、対処しきれないことが多いものです。そうなると、もうどうしようもないことなんだ…と匙を投げたくなることもあるかもしれませんが、諦めないでください!対処法はゼロではありません!
関わるとめんどくさい人=諦めたら思う壺?!
あまりに巻き込まれて、諦めたくなる気持ちが出てくることもあるでしょうが、言われるがままに、諦め半分で関わるとめんどくさい人に合わせてしまっていると、もっと深みにはまってしまいます。
それってただの悪循環で、自分ばかり嫌な気持ちをため込んでいかないといけなくなってしまうことでしょう。不快を通り越して、新しい心の境地を悟ることもゼロではありませんが、その不快の期間は無駄だと思いませんか?
関わるとめんどくさい人=自信がない
一言でいうと、関わるとめんどくさい人の心の中は、自分を守ることしか考えていません。それが、どんなに歪んだ考えであったとしても…。根本には責められたくない、味方がいないと怖い、傷つきたくないといった、自信のなさが潜んでいます。プライドが高いだけに見えても、根っこの部分をたどれば、それはすべて自信のなさが原因。そうやっていないと、自分を保てないという裏返しでもあるわけです。
関わるとめんどくさい人=人と比べないと保てない
関わるとめんどくさい人の心の中は、自分を誰かより❝優れている❞というような感覚がないと、不安でどうしようもない心境であることが多いものです。
自信があったり、自分の芯がしっかりある人であれば、その人はその人として認められるもの。しかし、自分の心が不安定であるがために、人を巻き込んで優位に感じていたいという心理が働いています。自分の味方、自分より下と思っていないと崩れてしまいそうなんでしょう。
要は承認欲求が強かったり、偏ったプライドしかなかったりすることが原因なんです。弱い人間なのかもしれませんね。自分が間違えているということに気づくのが怖いため、現実をねじ曲げてでも、自分の都合のいいように捉えているため、人を踏み台にしてしまいがちです。しかし、本人は気づいていないため(そもそも気づく予知は皆無…)、悪循環で繰り返す上に、さらにヒートアップしてしまいます。
関わるとめんどくさい人の対処法【4選】
さっそく具体的な対処法を解説していきます。自分にできるかな?というものもあるかもしれませんが、できるものから少しずつ小出しにしてみるのも良いでしょう。
めんどくさい人のタイプや特徴によっては、ご紹介する対処法を、いくつか組み合わるのもおすすめ。できないかも?と思うものでも、知っていて損はないはずです!これ以上、嫌な経験をしないで済むよう、自分を守るためにも取り入れてみてくださいね♪
関わるとめんどくさい人の対処法①オウム返し
言われて不快に感じた時は、あえて同じ言葉をオウム返ししてみましょう。これは、相手が人になにを言っているのかを気づかせるのに有効な対処法です。
「そんなのハードルが高いし、相手と同じ人種になりそうで嫌だ!」と思う方も多いかもしれませんが、全員にやれというわけではなく、めんどくさい人に向けてのみやればOK!相手が嫌がるかもしれない…なんて気にする必要はありません。
相手の発言の後に、「あなたは私に〇〇しろ(相手がいった言葉)と言うのね?」と聞き返したり、ゴネられたら同じ言い分でゴネ返したりします。すると相手は、今自分が言った言葉をまんま言い返されたことにより、どういった気分になるのかなど、自分の発言を考えるきっかけになるわけです。
自然な会話の流れでサラっと言い返してしまえば、話してもバツが悪くなる相手でだと察知して、標的にしなくなります。
関わるとめんどくさい人の対処法②図星な意見を伝える
対処法のコツは、相手に隙を与えないことです。相手を無視する、何を言われても聞き流すというのも有効ですが、無視をしたり聞き流そうとかわしているにも関わらず、こちらの気も知らないで、いつまでも嫌な態度や発言を止めないめんどくさい人もいます。
無視や聞き流すということを、意図的にするのも疲れるんですよね…。そういった時は、ズバッと言い返せないほどの図星を言うのも悪くありません。スッキリもできますしね♪
「この人にやってもダメだ!」「この人に言っても、自分が追い込まれる」と思わせたら、相手から近づかれることはなくなります。普通の人からすると、そこまでキツイこと言うのも…と気が引けるかもしれませんが、相手が黙る理にかなった図星をつくのも、自分を守るため。
「そう言ってないと保てないんだね」ときっぱり一言伝えるのも、相手に考えさせる機会になるかもしれませんよ。
関わるとめんどくさい人の対処法③ヤバい奴を演じる
相手を選ぶ対処法ですが、相手以上に嫌な奴・ヤバい奴を演じるのもひとつです。
たとえば、悪口を散々聞かされてうんざり…でも相手は共感を求めてくるという場合であれば、同調するふりをして、「えー嫌だね!そんなにムカつくなら私が言ってきてやろうか?!」と言ってみましょう。
ただ味方が欲しいだけの人や、悪口の対象相手の評価を下げたいだけの場合であれば、「え、やめて!言いに行かないで!」と態度を急変させます。
なぜなら、自分の評価を上げたいだけだから。
それなのに、同調を超えて「私がやつけてやる!」「代わりに本人に伝えて改善させてやる!」といった発言をされると、「なにこの人!?ヤバいんだけど!」と思わせることができるわけです。そう思わせたらこっちのもん!二度とそのような悪口を言ってこなくなるでしょう。
しかしこれは少し捨て身な対処法ですし、この対応を「私を守ってくれている!」と勘違いする人もいるため、この対処法を使うには相手を選ぶことも必要です。
関わるとめんどくさい人の対処法④悲しい人だと割り切る
自分の心を守るための対処法です。前章でお伝えした❝関わるとめんどくさい人の心の中❞を理解していれば、必然的に見えてくるのではないでしょうか?
心が可哀想な人でもあるんですよね、関わるとめんどくさい人って…。
そうやっていないと、自分を保てないって、人としてとても寂しいし、悲しいことだと思いませんか?わざわざ敵を作ったり味方を作ったり、誰かを下に見たりしていないと幸せだと感じられないということですから。
そう考えたら、そんな人に振り回される必要はないんだと、不快感を感じる必要はないことに気づけるでしょう。
もし、その関わるとめんどくさい人のせいで、仕事が増えたり、嫌な思いをすることがある場合であっても、「この人はそうやって、敵を作っていくんだなぁ」と、人間観察を楽しむくらいのマインドでいれば、少し気持ちも楽になってきませんか?一歩引いて見るようにするのもおすすめですよ!