心や身体を健やかにしてくれるヨガ。
毎日のルーティンとして長く続けていくことで、より嬉しい効果を実感することができます。
“毎日”というと負担が大きく感じるかもしれませんが、今回ご紹介するヨガはわずか1分、もしくは5分程で行える内容になっています。
「それならできるかも!」という方も多いのでは?おすすめのヨガポーズとその効果を詳しくご紹介していきます。
ヨガを毎日行うことで得られる効果
ヨガを継続して行うことで、心身にはさまざまな変化が現れます。
特に毎日のルーティンとして行うと、変化を早い時点で感じやすいです。
早ければ3日間、遅くとも1週間後に嬉しい効果に気が付けますよ。
ヨガで得られる肉体面の効果
- 冷えの解消
- むくみの解消(痩せてみえる!)
- 姿勢の改善
- ぽっこりお腹解消
- ヒップアップ
- 柔軟性アップ(疲れにくくなる)
- 呼吸が深まる(疲れにくくなる、穏やかになる)
- 睡眠の質が上がる
- 内臓の調子が良くなる(消化不良解消、便秘解消)
ヨガで得られる精神面の効果
- 心が穏やかになる
- 小さなことで怒らなくなる
- 食欲が落ち着く(ストレスによる過食の減少)
- やる気が湧いてくる
- 集中力がアップする
ヨガは毎日やらない方がいい?
「ヨガは毎日はやらない方がいいのでは?」という疑問をときより耳にします。
筆者の意見としては、ヨガは毎日やっても良い。むしろ毎日やることをおすすめします。
ただし、以下の場合には頻度を調整してみてください。
筋肉痛がある場合
筋肉痛があるときには、身体を休ませることを優先させましょう。
筋肉が損傷して炎症が起きると筋肉痛になります。
修復を待たずに動いてしまうと、回復が遅れてしまうので注意しましょう。
怪我にも繋がりやすくなります。
実際にヨガを始めたばかりの頃や、チャトランガダンダ―サナを繰り返しおこなったヨガの翌日などは、筋肉痛が起こることでしょう。
その場合は、ヨガの呼吸法で心身を整えたり、筋肉痛が起こっている部位をさけて行えるポーズを取り入れたりするのがおすすめです。
疲労感が強く出た場合
毎日ヨガを行うのは良いのですが、1回40~50分のヨガクラスに毎日欠かさず通うというのは、人によっては疲労感に繋がります。
特に高い湿度の中で行うホットヨガは、体力を奪ってしまうので注意が必要です。
本来ヨガは、日常の疲れを癒す、疲れにくい身体を手に入れるといった効果があるものなのに、ヨガをして毎日へとへとになっている…という状態では本末転倒ですね。
義務感で行っている場合
ヨガを毎日行おうとすると、仕事や家庭、勉強などとの両立が難しくなり、むしろストレスになってしまうケースもあります。
義務感や見栄、プレッシャーで行っているようなら、頻度を減らしましょう。
ヨガの効果が半減してしまいますし、ヨガが好きな気持ちが削がれて続かない原因になってしまいます。
普段から頑張り屋さんの方は、特に注意してくださいね。
自宅で短時間でできるオンラインヨガに参加する、ゆったりとしたヨガフローだけ行うなどメリハリをつけるのもおすすめです。
毎朝1分でOK!おすすめのヨガポーズ・フロー
毎日のルーティンにヨガを組み込むなら、朝が最適です。
朝起きてすぐなら忘れずに行えますね。
まずは1分でできるヨガをご紹介します。
ヨガの呼吸法+ガス抜きのポーズ
朝目覚めたらすぐに起き上がらずにヨガを始めます。
深い呼吸で酸素を体内にたくさん取り入れることで、目覚めがすっきりします。
ガス抜きのポーズは内臓機能の活性化、反り腰の改善にも効果的なポーズです。
- 効果:便秘解消、反り腰改善
やり方
- 大の字に両手両足を広げ、仰向けに寝ます。口を閉じて、深い鼻呼吸を始めます。
- 息を吸いながら、両足を曲げて胸の前で抱えます。
- 息を吐きながら、両足を抱えて腕をぐっと胸に引き寄せます。背中がゆるやかに丸まるのを感じましょう。
- 呼吸を繰り返します。(回数は自由です。)
ハッピーベイビーのポーズ
股関節を大きく動かすハッピーベイビーのポーズは、下半身全体の動きをスムーズに、1日のパフォーマンスを上げてくれます。
血行促進効果やリラックス効果も大。
- 効果:股関節のストレッチ、血行促進、リラックス効果
やり方
- ガス抜きのポーズから腕を解放し、両足を左右に少し開きます。
- 両腕を両足の間から通して、手の平を足裏に置きます。