『あなたのためを思って』と恋愛中の彼に言われたら?
大切に思っているからこそ、本心で役に立ちたい気持ちで言う場合と、都合の良いように進むように、企まれたエゴから言う場合と、同じあなたのためを思っての言葉であっても、状況と関係性で変わってきます。
一歩間違えれば、恋愛関係をこじらせるかもしれない❝大切に思っている❞ようなこの常套句を彼に言われたら、さまざまな角度から考える機会にしてみましょう。では、言われた場合、どう対処すべきなんでしょうか?
恋愛中に気を付けたいこと①好きな気持ちに流されない
恋愛関係にある彼からの言葉ですから、自分のことを思って本心から言ってくれてるんだと、疑うことなく鵜呑みにして信用し過ぎないようにしてください。これは彼を疑えというわけではありません。
しかし、❝好きだから嫌われたくないし、言われるようにしておこう❞などと、彼の顔色をうかがってそのとおりに行動するのは少し危険です。好きな彼のいうことだから間違いないんだという考え方は、しないようにしましょう!
恋愛中に気を付けたいこと②冷静に考える
一番大切なのは❝自分自身がどうしたいか❞、❝どうするのが本当に自分にとって良いと思っているのか❞です。
従わないと恋愛関係が破綻するかもと不安に思ったり、言われた指摘が図星過ぎた場合にはイライラしてしまったりするかもしれませんが、そういった感情に流されることなく、まず、言われた言葉と現状・自分の心を冷静に考えるようにしてみましょう。本当に指摘されないといけないのかを考えることは、無駄ではありません。
恋愛中に気を付けたいこと③一度受け止めてみる
『あなたのためを思って言うけど、こうした方が良いよ』と言われたからといって、なんでもかんでも頭ごなしに❝そんなのエゴだ!❞と決めつけるのは、早すぎるかもしれません。
彼の本心からの思いやった言葉なのか、エゴなのかを考えるためにも、一度、言われた言葉をそのまま受け止めてみるのもよいでしょう。周りの人からの言葉、特に恋愛関係にある人からの言葉だからこそ、響くことだってあるのですから。
恋愛中に気を付けたいこと④完全否定はしない
こういうセリフを言われたら、一気に『え!そういうこという人無理…』と拒絶しいてしまう人もいるでしょう。確かに、押しつけがましく言われたら逃げたくなることはあります。
しかし、恋愛関係にある人だからこそ、的を得たことを言ってくれている可能性は、ゼロではありません。そのセリフ=論外と決めつけるのではなく、一度自身と向き合い、考えてみる機会にしても良いのではないでしょうか?
本心かエゴか…『あなたのためを思って』の真意を見極めるには?
恋愛中の彼からの言葉だから、自分への本心からの助言だと信じたい反面、彼のエゴでマインドコントロールされてしまうかもしれないということをわかった上で、どうしたら『あなたのためを思って』の真意を見極めることができるのでしょうか?
本心かただのエゴか、言われた側がどう捉えるかで、その恋愛の行方が変わってくるため、慎重になった方がベター。正しく見極めるためには何に気を付けたらよいのでしょうか。
本心かエゴか見極めるために①本当に自分のためになるのか
本心かエゴか見極めるために一番大切なのは、その『あなたのためを思って』の言葉が本当に自分のためになる助言なのか否かです。これは自分の価値観の範囲で考えて、感じるままに判断してよいでしょう。
その助言で結果、【誰が得をするのか】というのがポイント。本当に自分が悪い方向に落ちていきそうな時に引き戻すための言葉なのか、発言者である恋愛中の彼にとって都合が良いだけなのかでは、大きく違ってきますよね。
本心かエゴか見極めるために②一方的ではないか
一方的に、こうだからこうすべきなんだよといった、彼の個人的な感情を言われていないか、こちらの意見を聞く耳を持ってくれるかというのも、本心かエゴか見極めるために有効といえるでしょう。
本当に自分のことを本心から助けたい・協力したいという気持ちで寄り添おうとしてくれているのであれば、しっかりとこちらの気持ちも聞いてくれるはずです。
こちらの気持ちを一方的に否定するようなら、エゴの押し付けかも…。
本心かエゴか見極めるために③脅しや見下した言い方ではないか
恋愛関係であるということをいいことに、『あなたのためを思って言ってるのに、わかってくれないなら別れる!』、『俺の言ってることが伝わらないような人なんだね』といった、脅しや見下したような言葉を言ってくるのであれば、これは完全にエゴと言えます。
万が一、それに従ってしまおうものならば、今後もその常套句をことあるごとに使われ、気づけばハラスメントの関係になってしまう危険も!
本心から相手を大切に思っている恋愛関係であれば、このような強い言葉で相手を抑制するようなことはありません。俺はこんなに思ってやっているんだ、お前のためだという言葉で、心理的支配をされないように注意が必要です。思うようにならなかったら、怒る・バカにするというのはただのエゴ。
こうは思うけど、自分の思うようにやってごらん、いつでも応援してるよというのが、本来の良好な恋愛関係であることをお忘れなく!
本心かエゴか見極めるために④言われたシチュエーション
もし、その言われたシチュエーションが、売り言葉に買い言葉な会話になってしまっていたらどうでしょう?彼も本心からそんなことを言ったのではないというケースも多くなってきませんか?
思わず言い合いになって、かっとしてしまい、言ってしまっただけの場合は、きっと追ってフォローはしてきてくれるでしょうし、別途、冷静に話し合うことができるでしょう。ここで引き下がらない場合は、エゴかもしれません。
『あなたのためを思って』は本心でもエゴでも恋愛ではタブー?
『あなたのためを思って』というセリフについて、インターネットで調べると大半が【信じちゃダメ!】という意見が上がってきます。このセリフは、本当に言わないといけない時もあるのは否めませんが、実は本心からであっても、エゴであっても、そもそも本来はあまり言わない方がいいタブーワード。
恋愛関係だからOK、家族なOKというものでもありません。タブーとされる理由をいくつかご紹介します。
本心であっても恋愛ではタブーな理由①相手を受け入れる愛
恋愛で大切なのは、どんな時の相手もありのままを受け入れて、好きでいられるかということです。
たとえ自分の思う良い道を選ばなかったり、相手が自分の意見に合わなかったりしても尊重して、なにかあった時は受け止めてそばにいる、さりげなく支える、そんな関係が恋愛の理想形。
つまり、あなたのためを思っての苦言であっても言わずに、どう転んでも好きな気持ちは変わらない関係が一番なんですよね!
本心であっても恋愛ではタブーな理由②口を出す権利はない
恋愛関係にある彼を巻き込む危険があるならまだしも、彼女の思うことや言動を拘束するような権利は、誰にも彼にはありません。その忠告が良い方向に転ぶものだったとしても、彼女が納得していない状況なのに、彼の強制で従う必要なんてないんですよね。
どんな選択を彼女がしても、どんな状況になっても一緒にいられるかが、言葉よりも大切なこと。彼の意見を言うのはいいのですが、強要はできません。
『あなたのためを思って言ってるのよ!』というセリフは、子供の頃に親から言われたという方も多いのではないでしょうか?親から子供が言われるのは、確かにまだ独り立ちできていないのですし、責任を親が取ることも多々あるため、選択肢の提案として言われることがあるのも、致し方ない一面もあります。
しかし、大人になった今、そんな発言を押し付けがましく言われと、恋愛が冷めてしまうことも…。
本心であっても恋愛ではタブーな理由③傷つくだけ
そもそも、これはあなたのために言っているんだという伝え方をする必要はありません。伝えたいことがあるのであれば、思いやった伝え方を工夫するのも、愛情ではないでしょうか?
『あなたのためを思って、俺はこんなキツイこと伝えてるんだ』『あなたのためを思って言ってるのに、どうしてわからないんだ』といった表現をされてしまったら、言われた側は傷つきます。
落ち込ませるのが目的ではないはずです。
本心であっても恋愛ではタブーな理由④責任転嫁の可能性
2人のためを思ってこうやったんだというのなら、百歩譲ってまだ許せる部分もあるのですが、『あなたのためを思って俺はこうやったのに!』という言い方をされたら、本心は『俺ばっかりであなたはなにもしない』と言わんばかりですよね。
自分はこれだけあなたのためにやったのにという責任転嫁を、恋愛相手にするなんで言語道断、ありえません!このような状況では、2人のためにどうしようという話し合いは難しくなってしまいます。
『あなたのためを思って』の言葉に惑わされない恋愛を!
『あなたのためを思って』という言葉を言う人については、ネガティブな情報が多いですし、確かに❝それって自分のために言ってない?❞というケースも多いかもしれません。
しかし、聞くべき大切なことなのか・彼のエゴの押し付けなのかしっかりと見極めて、うまく対応していけば、惑わされることはなくなることでしょう。思いやりのないエゴには振り回されないように、対応してゆきましょう!
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