「里帰り出産中に夫が浮気していた」なんて話はよく耳にしますが、妻の不在中の心配は女性関係だけではありません。
※イメージです(以下、同じ)
今回は、里帰り出産中に夫の金遣いに悩まされたというエピソードをもつミサキさん(33歳・既婚・飲食業)に話を聞きました。
良き夫の「ゆっくりしておいで」に疑いの気持ちは微塵もなし
2020年当時、ミサキさんは2児(4歳男子、3歳男子)を育てながら第3子を妊娠中。大きくなるお腹に喜びを感じながらも、産後すぐに年子の2人の面倒を見ることに不安を感じていました。
そこで、東京都に住んでいるミサキさんは、実家のある広島県にて第3子の里帰り出産を決意。2人の子どもも一緒に連れて行くことにしました。夫に相談したところ快く受け入れてくれたそうです。
「夫はママ友にも羨ましがられるくらい『良き夫』という感じ。仕事が終わったら直帰して子どもたちの面倒を見てくれたり、休日は料理をしてくれたり。私自身も、良い人と結婚できたなぁと思っていました。
だから里帰り出産の相談をしたときも、夫は『もちろんいいよ!』って。私や子どもたちのことを考えてくれているのが伝わり、安心して里帰り出産を決めたんです」
産後うつ状態になり、里帰りを延長することに
そうして無事に第3子の女の子を出産したミサキさん。しかし産後の体調が思わしくなく、最初は産後1か月で東京に帰る予定だったもののズルズルと長引いていきました。
「産後うつのような状態になってしまい、両親のサポートがなければ子育てができないようになってしまったんです。このまま東京に帰っても状態が悪化してしまうと思って『もう少し実家で過ごしたい』と夫に相談しました。夫は『ミサキの体調が一番だから、ゆっくりしておいで』と言ってくれたので、里帰りを産後半年までに延ばすことにしました」
それからは、夫は月に一度広島までミサキさんと子どもたちに会いに来てくれました。幸いにも自宅は夫の実家近くなので「食事には困っていないから大丈夫」と言ってくれました。