説得力を高める簡単なメソッドを大特集

ビジネスでは相手と交渉して納得させたり、説得して何かをお願いする機会が多々ありますよね。そんなときに「すげなく断られてしまう」「アレコレ突っ込まれて納得してもらえない」など辛い経験をしたことがあるのなら、説得力を鍛えてみませんか。

今回は説得力を簡単に鍛えるメソッドについてご紹介します。実は説得力というのは単にコミュニケーションだけの問題というわけではないのですよ。

そこも踏まえて説得力のある人の共通点についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

説得力のある人の共通点

説得力を高める鍛え方をご紹介。相手を納得させる会話のコツを簡単に身に付けよう
(画像=pixabay.com Folkより引用)

そもそも説得力とはどんな力なのでしょうか。説得力とは「相手に自分の考えや意見がもっともだと認めさせる力」あるいは「相手の心を納得させ、行動してもらう力」です。その手段が会話だったり文書だったりというコミュニケーションなのです。

仕事をする上では欠かせない「説得力」。ここでは説得力のある人の共通点について、5つご紹介します。あなたにあてはまるところがあるかどうかチェックしてみてくださいね。

共通点①信頼されている

人は自分のよく知らない人よりも、自分が信頼している人の意見や話に耳を傾けますよね。まず相手の話を聞こうと思えるかというのは説得の第1歩となるので、相手から信頼されているというのはすこぶる重要です。

また相手が納得できないことを交渉する際に「この人は信頼できるから、とりあえずやってみよう」と、人に対する信頼によってそれを受け入れることも多々あります。「この人には責任感がある」「約束は必ず守ってくれるはず」など自分は信頼に値する人間であるのを、相手に知ってもらっているというのは大切なのです。

共通点②経験や実力がある

ただ仕事では、その方をよく知らないままでも業務に取り組んだり、交渉したりするケースもありますよね。

そのときに説得力を上げられるかどうかはその方の持つ経験や実力、実績なのです。相手の人柄を信頼するほどの材料や時間はなくとも、その業務の経験があったり実績があったりすれば、言うことや意見を聞いてみようと思えますよね。

目に見える実績や資格取得、何年間か実務を経験していたなど客観的にわかるスキルは、説得力を高めてくれるのです。

共通点③根拠があり論理的に話している

感情に訴えるというのもアリですが、やはり仕事では相手に了承してもらうためには、明確な根拠が文書や会話にあることが大事でしょう。それは「こじつけですよね?」と言われないよう、「〇〇白書」のデータなど、事実に基づいている根拠である必要があります。

またそれを示す際、意見や主張と根拠の因果関係がわかるよう、筋道だててわかりやすく話さなければなりません。根拠と道理にかなっていることの2つがあって始めて説得力が上がるのです。

共通点④相手のツボをおさえている

より説得力のあるプレゼンや会話をするためには、相手のツボをおさえるというのも必要です。「これをしたらどんなメリットがあるのか」に興味のある方もいれば「これをすることによって、どんな手間や作業が発生するのか」が気になる方もいますよね。

人によって気になるポイントや突っ込みたくなる箇所は異なるので、説得したい方が何を気にするのか読み取り、それについての情報を厚くすると、より納得してもらいやすいというわけですね。

共通点⑤自信があるように見える

話している中身のクオリティが大切なのは当たり前ですが、実は態度やボディランゲージも説得力の要素の1つなのです。いくらプレゼンの中身や文書がわかりやすくてよくても、それをやっている方がビクビクおどおどしていては「大丈夫かな?」と不安になって納得しづらいですよね。

逆に落ち着いた自信のある態度や口調であれば「この人に任せてみよう」と思えるはずです。自信があるように相手に見せることも、ときに必要なのですね。