説得力を高める簡単なメソッド

説得力を高める鍛え方をご紹介。相手を納得させる会話のコツを簡単に身に付けよう
(画像=pixabay.com Folkより引用)

ここまでは説得力がある人の特徴や、説得力を高める要素について見てきました。今のあなたにあてはまるところ、心がけている部分があったかもしれません。

特に仕事という場では論理的に考える、伝えることは必要ですし、土台となっているので、すでにやっている方も多いことでしょう。それを前提として、ここからは説得力を身に着ける簡単なメソッドについてまとめました。

簡単なメソッド①相手の話に耳を傾ける

「納得してもらう」というと、コミュニケーションにおいては話す方に注目しがちですが、実は相手の話に耳を傾けるのは、説得力が向上する簡単なやり方なのですよ。

しっかりと話を聞く姿勢を見せることで相手の信頼度がアップしますし、話をよく精査すれば相手の興味や知りたい部分、求めている部分を知れるというメリットがあります。

説得力を高い人の共通点①と④を満たせるということになります。ただ黙って聞くだけでなく、笑顔で相手の話を引き出す相槌をうったり、共感したりしつつ、まずは話に耳を傾けるのを心がけましょう。

簡単なメソッド②事前に議論に巻き込む

説き伏せたい相手が普段から一緒に仕事をしている、訪問しているような方なら事前に議論に巻き込むというのも簡単にできるメソッドです。説得や提案をする本番より前に、その相手とプチ打ち合わせをしておいて案出しし、それに対応したプレゼンや説得をするのです。

単に聞き取るというよりは、一緒に議論をすることで共通点④を実現できるというメリットがあります。またコミュニケーションの回数も増えるので、信頼関係にもいい影響があるはずです。時間や機会が必要ですが、チャンスがあれば挑戦してみてくださいね。

簡単なメソッド③相手の理解できる言葉で話す

いくら筋道だっていて中身がよくても、相手が理解できなければ納得しないですよね。専門用語や難しい外来語を多用し、ある意味では「体裁のいい」プレゼンや文書であっても、聞いている方にとってはけむに巻かれたような気持ちになりますし、あまりいい気はしないので意味がありません。

相手のわからない言葉で説明することにメリットはないのです。ですから説得力をアップしたければ、相手の知識レベルや専門的な部分への理解に歩調をあわせて、言葉を選ぶようにしてくださいね。

簡単なメソッド④自信とゆとりのある話し方

自信があるように見せるというのも、説得力アップには必要でしょう。別に本当に自信を持たなくとも背筋を真っすぐにし、相手の目を見ながら話をするだけでも簡単に印象は変わるはずです。また「えーっと」「あー」などのつなぎ言葉は、自信がないように見えるのでやめましょう。

焦って早口に喋るのもNGです。相手を疲れさせてしまいますし、「何か隠しているのか」「自信がなさそう」という印象になってしまいます。説得力を上げたいのなら、ゆっくりと落ち着いて話すことを意識してくださいね。

簡単なメソッド⑤相手が話を聞ける環境を作る

「メリットはわかっていても時間がない」など、ご紹介したメソッドができない場合もあるでしょう。そんなときは相手が話を聞ける環境を作るのも、説得力を上げるのに簡単でよい方法です。バタバタと忙しいときに何かをお願いされても、「ちょっと後で」と言ってその場で決断できませんよね。

また「異性と2人きりは苦手」逆に「周りの目が気になって話に集中できない」など話を聞けないと感じる原因は人それぞれにあります。そこに寄り添い、相手が話を聞ける環境を作ることで、相手を納得させられる確率をアップできるはずですよ。

説得力を高める簡単なメソッドまとめ

今回は説得力の高い人の共通点や、説得力を鍛える簡単な方法についてまとめました。すぐに取り入れられそうな方法はありましたか。

説得力というと「上手に話さなければならない」「キレイな文書で出さないと」とコミュニケーションにおいてアウトプットの部分を意識しがちですが、そうでない部分も大切なのがご理解いただけたはずです。

今回まとめた説得力を鍛える方法を使いつつ、自分を磨いてより成長していってくださいね。

提供・Folk



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