ユニークな魚たちを紹介します!

1.オヤビッチャ

ブセナ海中公園の海中展望塔を取材散歩!園内の魅力を徹底解説
(画像=『あそびのノート』より引用)

自ら積極的に窓へと接近してくる魚がいます。この魚は「オヤビッチャ」といい、縦のしま模様と背びれ付近の黄色が特徴です。

実はこのオヤビッチャ、九州から沖縄辺りでは食用として鮮魚コーナーに並び、特に奄美大島ではヘキという愛称で親しまれています。唐揚げや煮付けにして食べると美味しいです。しかし、親しみのない人には「熱帯魚を食べるの?」とびっくりされるかもしれません。

2.タマン

ブセナ海中公園の海中展望塔を取材散歩!園内の魅力を徹底解説
(画像=『あそびのノート』より引用)

とぼけた顔のこの魚は、和名を「ハマフエフキ」、沖縄の方言で「タマン」といい、釣り人に親しまれています。沖縄では刺し身やバター焼きとして、主に海鮮系の料理屋で提供されています。濃厚な「バター焼き」は地元では人気のある調理方法。外の皮がパリッ、中はふんわりジューシーな焼き上がりです。お刺身で食べると淡白な味が特徴です。

海中展望塔では、タマンが他の魚を追いかけ回すシーンを見かけ、少しだけ意地悪な魚に見えましたが、愛嬌のあるとぼけた顔だけに面白い光景でした。

3.ヘラヤガラ

ブセナ海中公園の海中展望塔を取材散歩!園内の魅力を徹底解説
(画像=『あそびのノート』より引用)

線のように細長い魚「ヘラヤガラ」を何度か発見。スタッフさん曰く、海中展望塔でもなかなか見かけないレアな魚だそうです。ゆらゆらと漂いながら泳ぐ様がおもしろく、見かけたらつい目が釘付けになるくらい個性的な姿に映ります。

スタッフさんの話によると、季節やタイミングによっては、高級魚のロウニンアジの群れやクマノミの仲間を鑑賞できることもあるのだとか。

スタッフに聞いてみた!海中展望塔の楽しみ方

海中展望塔のスタッフである平さんにお話を伺ってきました。

Q1:まず、スタッフ目線での海中展望塔のイチ押しポイントを教えてください
季節や時間帯で異なる表情を見られるところ。海はもちろん魚や珊瑚など、自然や生き物の表情は1時間単位で変化していきます。ある大学の学生さんたちが調査したところ、140種近い魚が確認できたとか。毎日見ていても飽きないくらいユニークな魚たちと出会えるんです。

ブセナ海中公園の海中展望塔を取材散歩!園内の魅力を徹底解説
(画像=『あそびのノート』より引用)

Q2:毎日見ていても飽きないとは?
タマンが他の魚を追いかけ回すなど、各々の魚が持つ習性や特徴を知ると、より楽しく鑑賞できます。海中展望塔で見かける魚の中では、アンヌマー(フタスジタマガシラ)が好きです。稲妻のような模様がカッコイイんですよね。ヘラヤガラの独特な泳ぎ方も面白くて好きですね。ぜひ自分好みの魚を発見してみてください。

そして今回最も驚いたのは、この海中展望塔が1970年開業だったこと。2015年の今年、45年目を迎える歴史ある施設でした。もともとここに海中公園があったところ、1997年7月に「ザ・ブセナテラス」と「グラス底ボート」が開業し、ブセナ海中公園が今の姿になったとのことです。

ブセナ海中公園の海中展望塔を取材散歩!園内の魅力を徹底解説
(画像=『あそびのノート』より引用)

ブセナ海中公園では、グラス底ボートを楽しむこともできます。クジラを模したボートの外観は子どもに人気のようです。ガラス張りの底から覗く海の中には魚たちがいっぱいです。遊覧時間は約20分、海中展望塔と併せて楽しみたいアクティビティです。

沖縄の美しい海を気軽に楽しめるブセナ海中公園と海中展望塔。ドライブの途中に気軽に立ち寄ってみませんか?

提供・あそびのノート

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