最近話題の「HMB」というサプリメントをご存知でしょうか?「HMB」は筋肉がつくサプリメントとして注目されていて、ダイエットにも効果を発揮してくれます。今回は、栄養学とスポーツ科学を専門とする筆者が、「HMB」の効果や、「HMB」をどのようにダイエットに取り入れればいいかを紹介していきます。
トレーニングの味方!「HMB」って?
ボディメイクやダイエットを応援してくれるサプリメントには様々なものがありますが、その中でも、今取り入れる人が増えている「HMB」をご存知でしょうか?
「HMB」は、筋肉を効率的につけるのに有効で、ダイエットにも良い効果を発揮してくれるというのです!これは気になる存在ですよね。
今回は、栄養学とスポーツ科学を専門とする筆者が、「HMB」とは一体何で、どのような効果を発揮してくれるのか、「HMB」をダイエットに取り入れるにはどうすればいいのかを紹介していきます。
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特に糖質を制限することによって、血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌量を減らせば、脂肪がつきにくい体になります。糖質制限中の1日あたりの糖質量は70g~130g程度を目安にすると良いでしょう。摂りすぎた糖質を抑制すれば、ダイエットに繋がり、しかも病気のリスクを下げてくれます。
▼参考
ご飯茶碗一杯(150g)の糖質量:53.4g
食パン1枚当たり(6枚切り)の糖質量:26.6g
でも、食事の度に糖質量やカロリーの計算をするって大変ですよね…。そこでオススメしているのが、糖質制限された健康的な食事を宅配してくれるサービスです。これを活用すれば、楽に継続ができるため、ダイエット成功の近道となります。
最近では多くのサービスがありますが、ここでは「nosh(ナッシュ)」をオススメしたいと思います。noshの特徴は、【低糖質】で【健康的】なことに加えて【安くて美味しい】ということです。
▼メニューの特徴
1.シェフと管理栄養士が開発
2.全てのメニューが糖質30g以下
3.全てのメニューが塩分2.5g以下
単純ですが、コンビニ弁当よりも安くて、美味しくて、しかも糖質やカロリーが計算された健康的な食事を宅配してくれる便利なサービスだからです。メニューも豊富なので、飽きることもなさそうです。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
「HMB」って一体何?
「HMB」は、Hyrdoxy Metyl Butyrateを略したものです。日本語にすると、ヒドロキシメチル酪酸と訳されます。
この物質は特別なものではなく、体内でも作られる物質です。人の体はタンパク質から構成されており、タンパク質は、20種類のアミノ酸がたくさん結合することで作られています。
アミノ酸の1種であるロイシンが、体内で代謝された物質が「HMB」なのです。
こう聞くと、普通にタンパク質を摂っていたり、「HMB」ではなくロイシンを摂取することでも効果を発揮できる、と思いますよね。
しかし、ロイシンから「HMB」に変わるのは全体の5%でしかありません。そのため、「HMB」を直接摂取することで、「HMB」の効果をより発揮させることができます。
「HMB」は筋肥大に効果的!
「HMB」は、筋肥大に貢献することが多くの研究で報告されています。
筋肉は、常に合成と分解を繰り返しています。このバランスが合成に傾くと筋肉が大きくなり、分解に傾くと筋肉が萎縮していきます。
「HMB」は、筋肉の合成のスイッチを入れるmTORというタンパク質を活性化させ、筋肉の分解を促進させる酵素であるMuRF1などのタンパク質の働きを抑制することで、筋肉の合成・分解のバランスを合成へと傾けています。
そのため、「HMB」は筋肥大に効果を発揮してくれます。
実際に筋トレを行いながら「HMB」を摂取することで、「HMB」を摂取しない群と比べて筋肥大が促進された、という報告もされています。
ボディメイクやダイエットにために、せっかくトレーニングをするなら効率的に筋肉をつけたいですよね。筋肉量を増やすことで、基礎代謝を高め、脂肪減少を狙うことができます。