滋賀県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!滋賀県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。滋賀県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

滋賀県ってどんなところ?

人口 推計人口: 1,410,000 (2018年4月1日)

滋賀県の特徴や歴史

日本最大・最古の湖、琵琶湖をシンボルとする滋賀県。京都に近く東海道や中山道など主要な街道が交わり、また琵琶湖の水運もあって、東西をつなぐ交通の要衝として栄えてきました。「近江を制するものは天下を制す」と言われ、戦国武将たちに重視された近江国は、織田信長の安土城をはじめ歴史上の重要な舞台となってきたのです。現在も彦根城など国宝や重要文化財が数多く残り、歴史と文化が色濃く感じられます。

また滋賀県は近江商人を多数輩出した土地柄であり、古くから経済面でも重要な役割を果たしてきました。第二次産業、中でも製造業の占める割合が高い国内有数の内陸工業県であり、県民所得額は全国トップクラスです。

雇用が充実していることは生活する上で大きな安心材料ですね。こうした利便性と豊かな自然環境から、住みやすい県として知られ、移住者も増えています。中でも特筆すべきは、15歳未満の年少人口割合が全国2位、平均年齢の若さが全国4位という特徴。若い世代に人気があり、活気がうかがえます。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

滋賀県には名阪神高速道路やJR東海道本線が通っており、周辺大都市とのアクセスに優れています。主要エリアから最短で、京都へ10分以内、大阪へ1時間以内、名古屋へも30分未満でアクセスできます。県内に空港はありませんが、関西国際空港や大阪国際空港、中部国際空港が利用できます。

その他の情報

滋賀県は、県面積の1/6を占める琵琶湖に、周囲を囲む伊吹・鈴鹿・比叡・比良などの山々から120以上の川が注ぐ、雄大な自然に囲まれています。こうした広い盆地上の地形と日本列島のほぼ中央にある地勢から、全体としては内陸性気候と言えるでしょう。しかし地域によって日本海側気候・太平洋側気候・瀬戸内式気候の特徴をあわせもつ、変化に富んだ気候特性です。

特に琵琶湖の西部や北部は豪雪地帯に指定されるほどで、近畿地方唯一かつ日本最南端の特別豪雪地帯があります。琵琶湖畔ではマリンスポーツやキャンプなどさまざまなアクティビティを楽しむことができます。京都や大阪、名古屋が通勤圏内にありながら、それらの大都市と比較すると住居費などのコストが抑えられる点も、若い世代に人気の理由かもしれません。

滋賀県の移住支援・就業支援制度

滋賀県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

滋賀県の移住支援・就業支援には以下のようなものがあります。

田舎暮らしお試し施設

移住を検討するにあたって、実際に現地を訪れて生活を体感してみることはとても重要です。田舎暮らしではなおさら、厳しい自然や生活利便性など、事前によく確認したほうがよいでしょう。滋賀県では県内各地にお試し居住ができる施設が設けられています。一棟貸し切り宿やゲストハウスなど、古民家を改修した趣ある建物で現地での暮らしが体験できます。利用可能期間や料金など、詳細は各施設にご確認ください。

スマート・エコハウス普及促進事業補助金

個人の既築住宅において、所定のスマート・エコ製品を設置する場合に申請できる補助金です。対象となる設備は、太陽光発電の他、エネファームなどの高効率給湯器、蓄電池、窓断熱設備などです。補助金額は設備によって異なり、複数の設備を設置する場合は10万円を上限とします。製品が未使用であること、県内事業者による施工であることなど条件があります。

空き家バンク

住まい探しに役立つのが、地域の空き家情報を登録し利用希望者に情報提供する空き家バンクの制度です。滋賀県でも、多くの地域で自治体や民間団体によって空き家バンクが運営されています。以下に一覧でまとめられているほか、移住先市町村にも独自に制度が設けられている場合があるので確認してみるとよいでしょう。