シーン別!初心者におすすめのカメラ設定
それぞれの撮影モードの特徴を理解したら、次はもう少し細かい撮影の状況や場面ごとのカメラの設定方法をご紹介します。
ここまでの基礎でまだ不安なところがあっても大丈夫です!まずはここでご紹介する設定に合わせて撮影してみましょう。
屋内撮影
屋内の撮影は、思う以上に光の量が少ないものです。ISO感度を手動に設定する場合、少し高めに設定しましょう。おすすめはISO800程度です。それでも暗い場合はさらに上げていきますが、特殊な撮影以外は最高でもISO1600あたりまでに留めるようにしましょう。
撮影モードは絞り優先モードがおすすめです。絞りをしっかり開けることで、一眼レフらしいボケのある明るい写真が撮れます。絞りを絞るとシャッタースピードが遅くなるので、手ブレに注意しましょう。
屋外撮影
屋外の撮影は、曇りの日でも思う以上の明るさがあります。ISO感度は低めのISO200程度がおすすめです。
また、撮影モードは絞り優先モードで、「どういった写真が撮りたいのか」に合わせて絞り値を決めることをおすすめします。晴天時の屋外撮影では、シャッタースピードが早くなることがほとんどです。露出オーバーに気を付けましょう。
子どもの撮影
子どもの撮影におすすめなのが、シャッタースピード優先モードです。元気な子どもの撮影は、「大きな画面で見直してみたらブレばかり・・・」なんてことが多いためです。シャッタースピードを早めに設定することで、手ブレを減らすことができます。具体的な目安は、1/60よりも早いシャッタースピードです。
ただし、暗めの場所では絞りが開きすぎてしまい、ピンボケが気になる場合があります。また、露出アンダーになることも。その時はISO感度を上げて、適正露光になるよう調整しましょう。
初心者でも大丈夫!カメラは設定が重要
何気ない日常を宝物にかえてくれる一眼レフカメラ。撮りたい写真に適した設定を知ることで、一眼レフカメラでの撮影はさらに楽しくなります。
一眼レフとスマホ撮影、何が違うの?
一眼レフカメラでの撮影と、スマホでの撮影の一番の違い。それは、「こう撮りたい!」の実現度です。スマホでもきれいな写真を撮ることはできますが、表現の幅は限られます。一眼レフカメラは、自然なボケのある写真や動きを表現した写真など、イメージに合わせた写真を撮ることができます。
ただし、一眼レフカメラには難点もあります。それは、スマホと比べて「少し扱いが難しい」という点です。でも、この難しさは、できることの多さの象徴とも言えます。難しいからこそ、使いこなせたときに感じる楽しさがありますよね。
さまざまな設定で一眼レフカメラを楽しもう
せっかくの一眼レフカメラ。いつも同じオートモードで、シャッターを押すだけでは少しもったいないかもしれません。ぜひ、まずは「絞り優先モード」や「シャッタースピード優先モード」から試してみましょう!
実は、一眼レフ初心者の方だからこそ撮れる、こなれていない自然な「空気感」のようなものがあります。試行錯誤する中でふいに撮れる、その時だけの一枚です。設定の基本さえおさえていれば、誰でも撮ることができます。
写真に正解はありません。今回お伝えしたのは、「こういう場合は、この設定が撮りやすいよ」という目安みたいなものです。自分なりの設定で撮影した写真を見て、「なんか、めっちゃいい写真撮れてる!」と思えればそれが最高です!
あなただけが持っているオリジナルのセンスを生かして、一眼レフカメラで目いっぱい遊んでみてくださいね。
提供・トランカ
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