今は入園、入学が落ち着いた季節。
子どもに新しい習い事を始めさせるのにはうってつけの季節です。
今時は2つ3つと習い事を掛け持ちしている子どもも多いもの。
今時の先輩主婦おすすめの、人気の習い事はどんなものがあるのでしょうか?
春は習い事を始めるタイミングにぴったり
先生や同世代の子どもと交流ができるようになってくると、お教室など習い事も楽しめるようになります。
また、音楽や英語のように早い段階から触れていた方が、身に付きやすいものもあります。
さらに、子どもが幼稚園、保育園を卒園して小学校に入ると、近くのお教室になら一人で行ける子が増えてきます。
これも春に習い事を始めたくなる理由の一つです。
ちなみに、子ども一人当たりの習い事にかけるお金は、幼児でひと月1万円未満、小学生だと2万円未満という家庭が多いようです。
あらかじめ情報収集をし体験して検討し、実際に習い事をスタートするのは、幼稚園や学校生活に慣れてきた5〜6月あたりというのが一般的なパターン。実際、新しい期に切り替わるお教室も多いようです。
教室の設備を確かめたり、子どもが雰囲気になじめるかどうかを確認するためにも、可能な限り体験か見学に行くことをおすすめします。
それでは今時の幼児、小学生には、どんな習い事が人気なのでしょうか?
運動系と文科系、2足のわらじの子どもが多い
習い事は大別すると、運動系と文科系の2つに分けられます。
親からすると将来的に役に立ちそうな文科系の習い事をさせたいという気持ちが強いものですが、子どもは体を動かす運動系の習い事の方が楽しかったりします。
その結果、2つ以上の習い事をしている子どもが多くなります。この傾向は小学生になるほど顕著になるようです。
では、人気の高い習い事を運動系と文科系に分けていくつか紹介します。
ケイコとマナブ.netの「子供の習い事ランキング2015」(リクルート)によると、
習っているランキング
1位 水泳
2位 英語・英会話
3位 ピアノ
習わせたいランキング
1位 英語・英会話
2位 書道
3位 水泳
水泳と英会話、この2つは大人気です。
運動系の代表選手が、水泳です。
人気の背景には、体力をつけるなど健康増進効果を期待したり、学校の授業に備えることを目的としているよう。
実際、民間のスイミングスクールの他、自治体や公的施設が主催する短期スクールもすぐ定員になるほど人気があります。
文科系の代表、英語・英会話は、将来に有利と考える親が多いようです。
お教室の他、幼稚園と併用してインターナショナルスクールに通わせたり、英語による民間学童に通わせるなど、早くから英語教育に力を入れるのは、珍しくないようです。
さらに、運動系では、ダンスやサッカー、空手など、文科系ではピアノや書道、そろばんなどが人気。
書道や空手など、「道」がつく習い事は、礼儀礼節を身につけるため、ピアノは、親自身が習いたかったから、という理由が目立つようです。
楽しく続けるために、習い事選びに失敗しないコツ
子どもの習い事選びの失敗談で多いのは「嫌になって行かなくなってしまった」というものです。
そうならないために、よくある失敗例とその対処法をお教えします。
よくある理由1 お友達が行かないから、自分も行かない
お友達と一緒の習い事は楽しいものですが、通う理由がそれだけになってしまうと、お友達の動向によって続かない可能性が。
子どもの個性に合わせて、お友達いがいのモチベーションを探してあげましょう。
よくある理由2 教室になじめない
子どもは意外とプライドが高いもの。
周りについていけない、他の子より劣っていると感じると途端にやる気を失ってしまう場合があります。
そんな時は、思い切って個人指導に切り替えるなど環境を変えてみるというのも手。
理由を話さず、行きたがらない場合は、このパターンが多いようです。
よくある理由3 行くこと自体をおっくうがる
インドア好きな女子に多い傾向です。
寒い冬や雨の日など、教室に通うこと自体を面倒がります。
特別なこだわりがないのなら、家に近い教室を選ぶなど、工夫してみましょう。
その他、親が決めた習い事を無理にさせないことも大事です。
無理に続けさせることで、習い事自体を嫌いになってしまっては本末転倒です。
女の子だからピアノを習わせたいと思ったが、実はその子はサッカーチームに入りたくて言い出せずに泣いていたという話もあります。
必ず体験させて子どもの感想を聞きましょう。
まとめ
得意なことを見つけられれば、習い事は一生の財産になります。
子どもが2人、3人となると金銭的にも大変ですが、最近は放課後の学校や区民センターなどを利用した、月謝が安く人気の高い個人や地域のスクールも増えていますのでそういったところを利用するのもおすすめです。
近隣に住む外国人が教えてくれる英会話や、有段者が教えてくれる空手教室など、地域との交流もできて一石二鳥ですね。
子どもが何を好きになるのかは、実際に体験させてあげないとわかりません。
この春はぜひ、親子でお近くの体験教室に参加してみてください。
提供・しゅふJOBナビ
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