「かわいくて癒される」「楽しんでいいのでは」肯定的な意見も

 6人の男女に、演出を凝らした赤ちゃんの写真をSNSに投稿することに対する意見を聞いてみたところ、肯定的な意見と否定的な意見がまっぷたつに分かれました。まずは、肯定的な意見から。(※年齢は取材当時のものです)

「赤ちゃんの頭にシール貼るってアリ?」SNSの凝った赤ちゃん写真に“モヤる”人々
(画像=『女子SPA!』より引用)

「赤ちゃんのアートのような写真は、どれも本当にかわいくて癒されます。私、赤ちゃんが大好きなんですけど、赤ちゃんの写真を見るともう無条件に懐かしくなってしまって、『また赤ちゃんが欲しいなぁ。あの香りが恋しいなぁ』って思ってしまいます」(30代前半・女性/子ども4歳・7歳)

「会ったことがある友達の子どもなら『かわいい』って思うでしょうね。写真撮影って子育て期の一大イベントだと思うんですよ。それで親が育児が楽しいって思えるならいいことなのでは」(40代・男性/子ども3歳・10歳)

「賛成だけど、桃をお尻に見立てた『ピーチベビー』はやめて」

「お昼寝アートとかニューボーンフォトについては、撮影のセットを用意することがリフレッシュになる親もいると思う。今はコロナ下で孤独ですから、ハッシュタグで誰かとつながっているような気持ちになれますし。

 だけど『フルーツベビー』は、ちょっと無理。特に桃をお尻に見立てた『ピーチベビー』は、絶対やめたほうがいいと思う。ただ、たとえ新生児でも子どもの半裸を公開するのは、ちょっとどうかと思います」(30代前半・女性/子ども0歳)

 賛成派の皆さんは主に、写真を通じてどこかで育児をしている「仲間」の存在を感じられること、写真撮影をイベントとして楽しめることを肯定的に受け止める意見でした。