ヨガというと、ユニークなポーズを思い浮かべる方も多いですが、ヨガはその呼吸法にも特色があります。
ヨガの基盤とも言える呼吸法には、さまざまな種類があり、ヨガの種類によっても行う呼吸法は違います。
今回はその中でもよく使われる、3つの呼吸法をご紹介します。
ヨガの呼吸法を正しく行う効果とは?
普段はあまり意識することなく、自然と行なっている『呼吸』。
ヨガではそんな呼吸に着目しさまざまな呼吸法を行いますが、一体どのような効果が期待できるのでしょうか?
ヨガの呼吸法を正しく行うことで、得られる効果3つをご紹介します。
インナーマッスル強化
普段の呼吸では、筋肉を使っている感覚はほとんどないですよね。
ですが深い呼吸をすると、息を吐き出す時にお腹まわりの筋肉が収縮するのが感じられると思います。
これは腹横筋というインナーマッスルで、深い呼吸により鍛えられる筋肉。
深い呼吸は、普段はあまり使われていないインナーマッスルの強化につながるのです。
心が落ち着く
呼吸を整えることは、自分の心身をコントロールすることにつながります。
ヨガで行う深い呼吸は、自律神経を整えリラックス効果が期待できます。
ヨガの呼吸法により心を落ち着けることが可能なのです。
ヨガの効果が高まる
ヨガのレッスンでは、ついポーズの形ばかりに気を取られがち。
ですが、ヨガのさまざまなポーズは、呼吸と共に行うことで、効果が高まるもの。
呼吸法によりインナーマッスルを使いながら、ポーズを深めることができるのです。
また、しっかりと呼吸をしながら行うことで、有酸素運動としての効果も得られ、体脂肪の燃焼も期待できます。
ヨガの呼吸法をするには安楽座のポーズで
ヨガの呼吸法を正しく行うためには、呼吸法に適した姿勢を取る必要があります。
ヨガの安楽座のポーズは、呼吸法や瞑想などに使われるポーズです。
安楽座のポーズのやり方をご紹介します。
安楽座のポーズのやり方
- 床に座って両ヒザを曲げて開き、すねをクロスしてかかとをカラダに近づける
- 左右に骨盤を軽く揺らし、両方の坐骨をマットに沈めるように意識する
- 頭頂部を軽く上に引き上げ、背筋をまっすぐに伸ばす
- 手のひらは上向きにして太ももの上に置く
背筋がまっすぐ伸びやすいように、下半身を安定させましょう。
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