寒さ厳しい1月は、雪や氷の絶景が全国各地で見られるシーズン。冬の夜に映えるイルミネーションイベントもまだまだ楽しめます。1月のお正月旅行や週末旅行におすすめの国内旅行先をご紹介します。

1.【山梨】河口湖

【2022】1月の国内おすすめ旅行先34選!お正月旅行にもぴったりな観光地特集
(画像=トリップノートより引用)

冬の河口湖の楽しみといえば「冬花火」。例年1月中旬〜2月中旬までの期間の土日と、2月23日”富士山の日”に合わせて花火が打ち上げられます。

打ち上げ会場はメイン会場である大池公園と、サブ会場の畳岩、八木崎公園の3カ所。20時から20分間にわたり、冬の澄んだ夜空に花火が舞い上がります。会場間が離れているため、3か所の花火を一望したい方は、カチカチ山ロープウェイを利用しましょう。天上山の山頂から、夜景とともに3会場の花火を見下ろすことができます。

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(画像=トリップノートより引用)

富士山を背景に花火を鑑賞したいという人は、会場を離れて河口湖の北側から打ち上げを待ちましょう。河口湖円形ホールの辺りに陣取れば、富士山をバックに冬空を彩る花火が眺められます。

2.【岐阜】白川郷

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(画像=トリップノートより引用)

1995年に世界遺産に登録された合掌造り集落の「白川郷」。大小あわせて100棟あまりの合掌造りの建物があり、今なお実際に生活が行われている点で、他の合掌造り集落とは異なった価値があります。

やはり観光シーズンの夏に多くの観光客が訪れますが、雪が降り積もる12月下旬から3月上旬までは、一面雪景色の「白川郷」を楽しむことができます。

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(画像=トリップノートより引用)

1月中旬~2月中旬の期間にはライトアップを行う日があり、日程を確認してぜひ見に行きたい。静かな銀世界に浮かぶ灯りの、まるでおとぎの国のような光景に目を奪われてしまいます。

3.【埼玉】秩父路三大氷柱

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(画像=トリップノートより引用)

「秩父路三大氷柱」は、埼玉県秩父地方にある「三十槌の氷柱」「尾ノ内百景氷柱」「あしがくぼの氷柱」の総称。毎年氷柱巡りツアーなどが企画される人気の観光名所で、秩父の冬の風物詩として知られています。

湧水による天然の氷柱のほか、人工的に作られたものもあり、3箇所それぞれが全く違う表情を見せてくれます。例年の氷柱の見頃はおおむね1月中旬〜2月中旬ごろです。

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(画像=トリップノートより引用)
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(画像=トリップノートより引用)

最も美しいつららが見られる時期には「大滝氷まつり」が開催され、「三十槌の氷柱」にて夜間のライトアップを実施する期間があります。奥秩父ならではの厳しい冬の環境がつくりだす自然美とライトアップされた幻想的な姿は、この時期にしか見れない貴重な光景です。

4.【沖縄】名護

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

沖縄の桜のシーズンは1月から2月にかけて。本州の桜といえばソメイヨシノが一般的ですが、沖縄では濃いピンク色の花びらが特徴的な緋寒桜(ひかんざくら)がメジャーな品種です。名護城跡一帯に整備された名護中央公園は沖縄随一の桜の名所で、23,000本の緋寒桜の木が植えられています。

毎年1月の最終土・日曜には「日本の春はここからはじまる」をキャッチフレーズとした「名護さくら祭り」を開催。名護中央公園を中心に、さくら公園や名護漁港、名護十字路大通りなどでステージイベントや路上ライブなどの催しが行われます。

5.【北海道】オホーツク海

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(画像=トリップノートより引用)

北海道の北東に位置するオホーツク海。例年1月下旬頃から、遠くロシアの海から流氷が流れ着き始め、3月中旬頃まで鑑賞できます。

流氷の観賞には、砕氷船と呼ばれる観光船への乗船がおすすめ。ガリガリと音を立てて流氷を砕きながら進む、迫力のクルーズが楽しめます。流氷クルーズは、網走港発着の「おーろら」あるいは紋別港発着の「ガリンコ号Ⅱ」に乗船し体験できます。

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(画像=トリップノートより引用)

ドライスーツを着て直接流氷の上に降り立つ、流氷ウォークも近年人気のアクティビティ。専門のガイドと一緒に流氷の上を探検したり、流氷と一緒に海でプカプカと浮く体験ができます。流氷ウォークは主に知床ウトロ地区で、地元のネイチャーツアー会社主催の体験ツアーに参加して体験することができます。

6.【静岡】河津町

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

東伊豆に位置する河津町では、河津川沿いに約850本、町内全体に8,000本の河津桜が植えられています。毎年1月下旬から2月にかけて河津桜が開花し、2月上旬~3月上旬にかけて河津桜まつりも開催。まつり期間の後半には菜の花も満開になり、ピンクの桜と黄色の菜の花の競演が見事です。

7.【北海道】層雲峡温泉

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

大雪山連峰の麓にある「層雲峡(そううんきょう)温泉」では、毎年1月下旬〜3月中旬にかけて「層雲峡温泉氷瀑(ひょうばく)まつり」が開催されます。“氷瀑”とは凍った滝のことで、滝が凍るほどの極寒の地らしく、会場の入口での写真撮影サービス(無料)を利用すると、写真と一緒に極寒証明書を発行してもらうことができます。

昼から楽しめるアイスクライミングなども用意されていますが、やはりライトアップされてからが本番!会期中は花火も打ち上がります。

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(画像=tripnote.jp トリップノートより引用)

会場に用意された「氷瀑神社」の奥には氷で造られた神玉が鎮座しています。お賽銭の硬貨が神玉にくっついたら恋愛・金運・合格祈願に御利益があるそう。

8.【長野】諏訪湖

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(画像=トリップノートより引用)

標高759mという高地に位置する諏訪湖では、寒さが最も厳しい1月〜2月にかけて「諏訪湖の御神渡り」と呼ばれる現象が発生します。全面氷結した諏訪湖の水面の氷が朝晩の気温差で膨張と収縮を繰り返し、ひび割れて筋状に盛り上がってできるもので、条件が揃わなければ見られない、希少な光景として知られています。

湖面の氷がひび割れてできる”氷の道”は、”御神渡り”の名の通り、神様が通った道とも言われ、地元では古くから神聖な現象として崇められてきました。観測は毎年、諏訪市にある八剣神社が担当し、御神渡りの発生に合わせて、その年の吉兆を占う神事が執り行われています。

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(画像=トリップノートより引用)

近年は温暖化の影響で御神渡りが起こらない年も多いのですが、2018年には5年ぶりに御神渡りが出現し、2月5日に御神渡り神事が執り行われました。

9.【福島】猪苗代湖

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(画像=PIXTA トリップノートより引用)

日本国内で4番目の大きさを誇る猪苗代湖。冬の間は芸術的なしぶき氷の絶景と、遠くシベリアから飛来した、たくさんの白鳥に出会えます。

しぶき氷とは、湖の水が強い風にあおられて、岸辺の樹木に氷着したもの。湖近くの樹木の幹や枝がすっぽりと氷で包まれ、枝の先にはツララが垂れ下がります。厳寒期の1月〜2月にしか見られない、自然の造形美です。

しぶき氷のできる場所は、猪苗代湖の天神浜駐車場から、湖面沿いに志田浜方面へ1kmほど進んだ地点。雪の積もった林の中を歩いて進むことになりますので、しっかりした装備が必要です。

【2022】1月の国内おすすめ旅行先34選!お正月旅行にもぴったりな観光地特集
(画像=トリップノートより引用)

白鳥は猪苗代湖畔のあちこちに飛来しますが、おすすめの観賞スポットは猪苗代湖の北東に位置する白鳥浜や、南側に位置する青松浜。晴れていれば、どちらの浜からも雄大な磐梯山をバックに、たくさんの白鳥が湖にたたずむ光景が見られます。

白鳥は例年11月上旬〜4月頃まで姿がみられますが、しぶき氷と白鳥の両方を見たい方は、しぶき氷のできる1月〜2月の間にお出かけください。

10.【京都】貴船神社

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(画像=トリップノートより引用)

京都市の北、市内からは離れた静かな山の中に鎮座する貴船神社。1月〜2月の間だけ「積雪日限定ライトアップ」と題したイベントが行われており、幻想的な雪灯りの夜景を鑑賞できます。

「積雪日限定ライトアップ」が実施されるのは、名前の通り「雪の積もった日」だけ。しかも実施が発表されるのは、なんと当日15時。開催される日のみ、公式サイトや公式SNS上で告知されます。その日にならないと分からない、見られればラッキーな冬の絶景です。

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(画像=トリップノートより引用)

ライトアップの実施時間は夕暮れから20時まで。駐車場が少ないため、公共交通機関を利用してお出かけください。貴船神社は標高300mほどの場所にあり、夜間は非常に冷え込みます。訪れる際はしっかりと防寒を。