島根を代表する銘菓・どじょう掬い饅頭や、しじみ、のどぐろなどの名産品を使ったグルメ、そして出雲ぜんざいや出雲そばと言ったご当地グルメまで、島根で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。

1.どじょう掬いまんじゅう(中浦食品)

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(画像=kankou-shimane.com 提供:しまね観光ナビ、トリップノートより引用)

島根県のド定番土産と言えば「どじょう掬いまんじゅう」!どじょう掬いは、島根県安来市の民謡・安来節に合わせ、ひょっとこのような顔をしながら踊る愉快な踊りです。ひょっとこの形をしたお饅頭に、ほおかむりを被せたような、ひょうきんな「どじょう掬いまんじゅう」は、1967年に誕生したのだそう。

乾いた質感の洋風の皮は卵風味で、ちょうど福岡のひよ子にも似た感じ。中の餡はいろいろな種類があり、地元の人には馴染み深いオリジナルの白餡のほか、最近ではいちご、抹茶、チョコ、さらに山陰で栽培の盛んな二十世紀梨味と、たくさんのバリエーションが加わっています。【8個入:648円、12個入:972円】

2.若草(彩雲堂)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

京都、金沢と並ぶ「日本三大菓子処」である松江。そんな松江でとくに有名な3種のお菓子「松江三大銘菓」のひとつが「若草」です。

若草は、松江藩7代藩主・松平不昧公によって考案された、いわゆる「不昧公(ふまいこう)好み」の茶菓子のひとつ。松江市内には若草を製造するお店はいくつかありますが、明治時代中期に若草を復活させたのが、1874年創業の「彩雲堂」です。

名前のとおり、若草のようなとても綺麗な緑色をしています。独自製法で作られた求肥はモチモチと弾力があり、求肥にまぶされた緑の寒梅粉が、シャリシャリとした食感。見た目も味わいも上品なお菓子は、お土産はもちろん、ちょっとした手土産にも活躍します。3個入から30個入までが用意されており、賞味期限は10~15日になります。【3個入:648円、6個入:1,296円、9個入:1,944円】

3.源氏巻(山田竹風軒本店)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

山陰の小京都とも呼ばれる島根県の津和野。この町を代表する銘菓が「源氏巻」です。源氏巻とは、こしあんをカステラ生地で巻いた細長いお菓子です。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

明治18年創業の歴史ある和菓子店「山田竹風軒本店」が製造する源氏巻は、第23回全国菓子大博覧会で最高位の「名誉総裁賞」を受賞しています。カステラ生地は薄めで、こしあんも含めてしっとりした食感。生地よりもこしあんの存在感を大きく感じます。そして驚くのは1本300円以下という、その安さ!賞味期限は7日間になります。【1本:290円】

4.笑小巻(三松堂)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

島根県の津和野を代表する銘菓「源氏巻」を、1/3にカットして食べやすくしたのが「笑小巻」です。笑小巻は、津和野にある昭和26年創業の和菓子店「三松堂」が製造しています。1個から販売されているのでバラマキ土産にもおすすめです。

なんと言っても特徴は、可愛らしい焼き印が押されていること。通常はにっこりとした笑顔の焼き印が押されていますが、季節ごとに様々なデザインの焼き印が登場するほか、島根県のご当地キャラ「しまねっこ」の焼き印が押されたものも販売されています。

可愛らしい見た目ですが、さすが老舗の和菓子店!甘すぎず食べやすいこしあんと、しっとりとしたカステラ生地が調和し、1個、2個と食べ進めたくなってしまいます。保存料を使わず、砂糖の使用量を少なくし甘みを抑えているため、賞味期限は7日間となります。【1個:160円、5個:780円、10個入:1,830円】

5.出雲ぜんざい(坂根屋)

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(画像=hb.afl.rakuten.co.jp、トリップノートより引用)

言わずと知れた日本が誇る和のデザートと言えば、ぜんざいです。実はこのぜんざいが島根県発祥だとご存知でしたか?出雲ぜんざい学会によると、「ぜんざい」は島根県東部・出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因し、「じんざい」という単語が訛って「ぜんざい」となったとされています。

坂根屋の「出雲ぜんざい」はパッケージもお洒落で女性へのお土産におすすめ!甘味は控えめで、500wの電子レンジで2分(600wで1分40秒)チンするだけで食べられる手軽さです。縁起を担いだ紅白の餅はパウチ包装をしているため日持ちもします。【1袋(1食入):540円】

6.バラパン(なんぽうパン)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

昭和24年に出雲で創業した「なんぽうパン」の看板商品「バラパン」。今では島根県を代表するご当地パンとなっています。70年以上経った現在でも、味や形、パッケージデザインに至るまで、当時のままで製造。バラの花をイメージして作られたパンは、見た目にも美しく、レトロなパッケージがお洒落にも感じます。

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

バラパンは、花びら状に重なったパン生地のあいだに白いクリームが挟まっており、花びらをちぎるようにして食べていきます。しっとりとしたパン生地に、ほどよい甘さのクリームが食べやすく、1個ペロリと食べられてしまいます。賞味期限は製造日より4日間になります。【1個:145円】

7.八雲縁結び即席しじみ汁(平野缶詰)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

島根県松江市と出雲市にまたがる「宍道湖(しんじこ)」は、日本一のヤマトシジミの産地です。松江市にある食品メーカー「平野缶詰」では、宍道湖から採れたてのヤマトシジミを加工した商品を製造しています。

中でもお土産におすすめしたいのが「八雲縁結び即席しじみ汁」。縁結びのお守りをイメージしたパッケージが可愛らしく、女性へのお土産にぴったりです。熱湯をそそぐだけの即席味噌汁で、合わせ味噌、赤だし味噌の2種類あります。【1袋:216円】

8.いろどり宝石菓(岡伊三郎商店)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

島根県出雲市にある岡伊三郎商店の人気商品と言えば、琥珀糖「いろどり宝石菓」。琥珀糖とは、寒天と砂糖を煮溶かして固めたものを乾かし、色素で色付けしたもので、思いのほか簡単に作れることから、自宅で作る人も増えています。見た目が宝石のようであり、SNSでは「食べる宝石」と呼ばれ話題になっています。

琥珀糖「いろどり宝石菓」は、マンゴー、メロン、スイカ、ブルーベリー、ピーチの5つの果実を使用した琥珀糖。合成着色料は使用せず、天然着色料を使用しています。内側はぷるんとした寒天の食感、そして外側は結晶化した砂糖のシャリシャリとした食感で、フルーツの風味もよく感じます。見た目がとても綺麗なので、とくに女性には喜ばれるお土産ではないでしょうか。賞味期限は45日間です。【1個(100g):615円】

9.江木なうなう 真空赤てん(江木蒲鉾店)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

ひとくち食べると「これはウマい!」と叫びたくなってしまう、島根県浜田市の名物「赤てん」。今や島根県民のソウルフードにもなっており、県内のほとんどのスーパーで見つけることができます。赤てんとは、名前の通り「赤い天ぷら」。スケソウダラなどの魚のすり身に唐辛子を練りこみ、パン粉をつけて揚げています。

明治45年創業の「江木蒲鉾店」が作る赤てんは、フレンチの巨匠・三國清三シェフがその美味しさを認めた「ミクニマルシェ」に認定されています。真空ではないタイプもありますが、真空パック詰めされている方が日持ちが長くお土産におすすめです。

フライパンやトースターで焼いて、そのまま何もつけなくても美味しく食べられますし、生姜じょうゆやマヨネーズをつけても美味しくいただけます。唐辛子がピリリと辛く、お酒のおつまみにも最適。要冷蔵で、賞味期限は製造日より40日間となります。【1袋(5枚入):648円】

10.あご野焼(長岡屋茂助)

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(画像=tripnote.jp、トリップノートより引用)

「あご」とはトビウオのことです。松江名物として知られる「あご野焼」は、松江藩主も食した地域伝統食品。トビウオの旨味たっぷりのすり身を、竹に巻きつけて焼いたもので、ちくわを大きくしたもの、と言うとわかりやすいかもしれません。

元文3年創業の「長岡屋茂助」は、本来魚屋であるからこそ、原材料であるトビウオの選定には自信をもっています。かつての「あご野焼」は細いものでしたが、現在のように長く太くつくり始めたのは七代目の長岡勝利氏だそう。

長岡屋茂助では、あご野焼「小」、あご野焼「短」のほか、二代目あご野焼「ミニ」のサイズも販売されています。ミニは食べ切りやすいサイズで、冷蔵商品ではありますがバラマキ土産にもちょうどいい大きさ。地酒を使用しているだけあって、お酒の風味も感じます。賞味期限は11日間になります。【小(約400g):1,425円、短(約600g):1,980円、ミニ:194円】