あけましておめでとうございます!本年も新春ドラマ、1月ドラマが大豊作で嬉しい限りです。さて、そんな新年早々おすすめしたいのが、2022年1月2日夜9時から放送の『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』(TBS系)。2018年のレギュラー放送、2020年の正月スペシャルを経て届く新作です!
(画像:TBS「『義母と娘のブルース』2022年 謹賀新年スペシャル」公式サイトより)
愛すべきキャラクターたちが繰り広げる、笑って泣けるドラマとして大人気だった『義母と娘のブルース』(通称『ぎぼむす』)。シリーズのファンの皆さんも、今回初めて観る予定の方も楽しめるよう、前回までのおさらいとともに、『ぎぼむす』の魅力と見どころをたっぷりとお伝えします!
『ぎぼむす』ってどんな話?愛と奇跡の物語、あらすじ
綾瀬はるか演じる主人公の宮本(旧姓岩木)亜希子は、バリバリのキャリアウーマン。ドラマ版は、亜希子が8歳の娘・みゆき(上白石萌歌/幼少期:横溝菜帆)をもつ父親・宮本良一(竹野内豊)と再婚しようとするところからスタートします。それまでの彼女の仕事とは畑違いの“家庭”という場所で、母になろうと奮闘する亜希子、みゆきと良一の宮本一家と、宮本家を支える人たちを描いた10年間の物語でした。
完全なビジネス脳で少し周囲とはズレているけれど、何事にも真面目で一生懸命で超優秀な“義母”・亜希子。最初は亜希子に反発するものの、根は優しく素直!ちょっとおっちょこちょいな“娘”・みゆき。妻に先立たれ、自らも病に侵されながら亜希子と再婚した父・良一は、まるで陽だまりのような性格です。
家族は、日々の“小さな奇跡”を大切に生きていました。はじめはみゆきのための偽装結婚でしたが、時間を重ねるごとに彼らは本当の家族になっていったのです。
麦田(佐藤健)が運ぶ“小さな奇跡”も物語のエッセンス
(画像:2018年版『義母と娘のブルース』TBS公式サイトより)
もうひとり、物語に欠かせないのが佐藤健演じる麦田章。彼は物語の前半ずっと、宮本家に認識されていないのに“小さな奇跡”を届けていた人物です。亜希子の会社に出入りするバイク便の配達員だったり、良一が亜希子に贈った花を売っていたり、良一を荼毘にふす際の葬儀屋だったり。
後半では、父から継いだ「ベーカリー麦田」の店長になっていました。素っとん狂な求人に惹かれて「ベーカリー麦田」を訪れた亜希子のビジネスセンスに刺激されながら、店を立て直します。ちょっと(?)おバカで人の名前と漢字・言葉の間違いが著しいけれど、超ポジティブな性格により周囲から愛されるキャラです。麦田は、自分とは正反対な亜希子に恋をして告白するも、「良一が忘れられない」と断られてしまいます。その後も宮本家と交流。亜希子とみゆきを見守り続けているのです。