佐賀県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!佐賀県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。佐賀県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

佐賀県ってどんなところ?

人口 809,200人 (推計人口、2020年8月1日)

佐賀県の特徴や歴史(歴史がある自治体であれば)

佐賀県は九州の北西部、福岡県と長崎県に挟まれた場所に位置します。北は玄界灘に面してリアス式海岸と砂浜、南は有明海に面して干潟と干拓地と、様子の異なる海岸線を形成しています。筑後川にそって広がる佐賀平野、1,000m級の山地、その間に伸びる丘陵地帯など、変化に富む地形を持ち、農業が盛んです。

唐津、伊万里、有田など、陶磁器の名産地としても知られてきました。佐賀という名称の由来は、ヤマトタケルノミコトがこの地に楠が栄える様を見て「栄えの国」と呼んだことにあるとされます。藩体制の頃は6つの藩に分かれており、廃藩置県後は他県との合併や再置を何度も経て現在の県域となりました。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

佐賀市内から1時間程度で隣県の福岡空港へアクセスでき、他県との移動に非常に便利です。九州佐賀国際空港(佐賀空港)からは羽田空港・成田空港への便が就航しており、各2時間程度です。また上海便、台湾便も各2時間台で就航しています。九州新幹線の新鳥栖駅 がある他、特急を利用して博多駅へも便利にアクセスできます。

その他の情報

佐賀県は年平均気温16℃前後と温和な気候で、湿潤多雨な傾向があり、山間部を中心に降水量は多めです。玄界灘と有明海の2つの海、背振山地や多良山地などの山々といった豊かな自然があり、温泉も多く見られます。海の幸と農作物が豊かにとれる美食の宝庫である点も見逃せません。

地震災害が少ないとされる点も心強いですね。また佐賀県は誰もが子育てしたくなる県をめざし、「子育てし大県“さが”」プロジェクトとして数々の事業に取り組んでいます。出会い・結婚から子育て・自立支援まで、さまざまなライフステージにおける支援を受けられます。

佐賀県の移住支援・就業支援制度

佐賀県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

佐賀県への移住に役立つ支援制度を紹介します。市町ごとに移住支援金や、お試し住宅・空き家バンクなどが設けられている他、県が主催するオンライン相談会が行われています。

佐賀県地方創生移住支援事業

東京23区から佐賀県内に移住し就業に関する用件を満たした人に、移住先市町から移住支援金が交付されます。金額は単身60万円、2人以上世帯100万円です。移住直前の10年間のうち通算5年以上かつ直前に連続して1年以上、東京23区に在住または通勤していた人が対象となります。

就業などの条件は、県のマッチングサイトに掲載された求人への就業や元の職場にテレワークで勤務、県による起業支援金の交付を受けたことなどです。令和3年度は17市町と、県内の多くの市町が実施しています。

お試し住宅

移住を検討中に利用できるお試し住宅が、いくつかの市町で設けられています。1日単位から30連泊も可能など、利用可能期間や設備は施設によって異なります。施設利用料が無料のところや、光熱費のみ負担など、いずれも低料金で現地での暮らしを体験できます。

空き家バンク

県内の空き家情報を公開する空き家バンク制度が、各市町で運営されています。佐賀県webサイトの下記ページに、それぞれの市町へのリンクがまとめられています。

しごとオンライン相談会

佐賀県は県庁内に無料の職業相談所があるなど、行政が仕事探しをサポートしてくれる体制が整っています。中でも移住前の相談に便利なのが、月に1度開催される、Web会議システムを利用した「さが移住&しごとオンライン相談会」です。

現地のコーディネーターと話すことができ、仕事探しだけでなく住まいや教育環境など暮らしの情報についてもワンストップでサポートしてもらえます。