女の子座りができないのには、どういった原因があるのでしょうか。今回は女の子座りができない理由について詳しく解説していきます。女の子座りができるようになるストレッチや、メリット・デメリットも紹介していますよ。是非参考にしてくださいね。
女の子座りができない原因とは?
①お尻や足が痛くなる
女の子座りができない原因に、お尻や足が痛くなってしまうことが挙げられます。女の子座りをすると、お尻と足が床にピッタリとくっつきます。硬い床との接着面が多いため、膝やくるぶし、お尻などが痛くなってしまうのです。
骨と床が当たった時の痛みが気になってしまうため、女の子座りができないという人は多いです。特に、足やお尻にあまり脂肪がついていない痩せ型の方は、ぺたんこ座りをした時に痛みを感じやすいといわれています。
②股関節が硬い
股関節が硬いのも、女の子座りができない原因の一つだと考えられています。女の子座りは、股関節を内側に回す座り方です。股関節や体が硬い方は足を外側に広げることができないため、ぺたんこ座りが苦手なのです。
男性は女性よりも股関節が硬く、骨格的にも足を外側に広げにくいため、女の子座りが苦手な人が多いといわれています。男性がぺたんこ座りをするためには、柔軟や練習が必要ですよ。
③あぐらをかくことが多い
いつもあぐらをかいて座るのも、女の子座りができない原因です。女の子座りでは股関節を内側に巻き込みますが、あぐらでは足を外側に回して座ります。
足や股関節の使い方が全く異なるため、いつもあぐらをかいている人が突然ぺたんこ座りをすると違和感を感じるのです。反対に、いつもアヒル座りをしている人があぐらをかくと、足や股関節が痛くなってしまいます。
④床に座ることが少ない
女の子座りができない原因に、あまり床に座る習慣がないことがあります。椅子やベッドなどに座る習慣がある人は、股関節が固まっています。そのため床で女の子座りをしようとしても、うまく股関節が動かせません。特に外国に住んでいる方は、なかなか女の子座りができないといわれています。
女の子座りをするメリットとは?
①可愛らしい印象になる
女の子座りをすると、可愛らしい印象になるというメリットがあります。名前にもあるように「女の子座り」には、女性特有の座り方というイメージがあります。そのため女性がぺたんこ座りをすると、可愛い・女の子らしいと思ってもらえるのです。男性からのウケも良いため、アイドルの写真集にもよく使われるポーズです。
②スカートを履いている時に便利
スカートを履いている時に下着が見えないため便利なのも、女の子座りのメリットです。体育座りだと下着が見えてしまいますし、あぐらだとスカートが浮いてしまいます。
女の子座りならば足や膝を床にぺたんとつけられるため、スカートが浮く心配がありません。また膝を閉じられる座り方なので、下着が見えることもないのです。
③ストレッチになる
股関節や太もも周りのストレッチになるのも、女の子座りのメリットです。女の子座りができない人や、日頃からあぐらをかいている男性には、アヒル座りは股関節を開くトレーニングになるのです。いつもと違う方向に筋肉をストレッチできるので、体や骨盤の歪み解消に繋がることもありますよ。
④集中力がアップする
女の子座りには、集中力がアップする効果にも期待できます。女の子座りはお尻を床につけられますし、外側に足を出しているため両サイドから体を支えられます。
そのため体勢が安定しやすく、あぐらや正座よりも物事に集中して取り組めるようになりますよ。特に小さな子供は体が柔らかく不安定になりやすいため、女の子座りをすると良いといわれています。
⑤血行が良くなる
女の子座りには血行を促進する効果があるともいわれています。女の子座りをして柔軟性を高めると、股関節周りが柔らかくなって血行が良くなるのです。痛いと感じるほどのやりすぎはよくありませんが、適度な女の子座りは健康に良い影響を与えてくれますよ。
股関節周りがほぐれて血行が促進されれば、足のむくみや太ももの冷えが改善していきます。ヨガにも取り入れられているポーズなので、冷えやむくみを感じている方は女の子座りを取り入れてみてください。
女の子座りのデメリットとは?
血行促進や集中力アップなどの効果がある女の子座りですが、やりすぎるとデメリットが生じます。以下に女の子座りのデメリットをまとめていますので、参考にしてみてください。
①猫背になる
女の子座りをしすぎると、猫背になって姿勢が悪くなるといわれています。女の子座りをすると骨盤をうまく立てられなくなり、正しい姿勢をキープするために必要な筋肉が落ちていきます。そのため女の子座りをすると、背中が丸くなってしまうのです。
猫背は腰痛や肩こりの原因になりますし、基礎代謝の低下を引き起こすこともあります。姿勢が悪いのを気にしている方は、女の子座りをする時間を意識的に減らしてみましょう。
②骨盤が歪んでしまう
女の子座りを長期間続けていると、骨盤が歪んでしまうとされています。アヒル座りは股関節を内側に巻き込み、足を両側に開く座り方です。この姿勢を続けていると、骨盤が不自然な方向に歪んでしまい、体のバランスが崩れていきます。
また骨盤の歪みが悪化すると、関節に負荷がかかってきます。足や腰が痛い、うまく膝の曲げ伸ばしができないなどの影響が出てくる恐れがありますよ。若い時はよくても年齢を重ねるごとに支障が出てきますので、座り方には注意してください。
③下半身が太りやすくなることも
下半身が太りやすくなってしまうのも、女の子座りのデメリットです。女の子座りは足を両側に広げるため、その姿勢を続けていると骨盤がどんどん開いていきます。また関節が歪んでしまい、骨盤周りや太ももに脂肪が付きやすくなってしまうのです。
また骨盤が開いて姿勢が悪くなると、内臓が下がっていきます。くびれがなくなったり、ぽっこりお腹になったりする恐れがありますので、女の子座りのしすぎには注意してください。
ぽっこりお腹を解消するエクササイズや、ヨガのやり方も詳しく解説されていますよ。
④O脚の原因になる
長期的に女の子座りをしていると、O脚の原因になるともいわれています。O脚とは足が外側に開いており、くるぶしをつけても左右の膝が接さない状態のことです。長時間女の子座りを続けると骨盤や足が歪み、O脚になってしまうのです。