ここ数年で、世の中にはさまざまなサブスクが誕生していますが、小さい子どもがいるパパママ向けに「おもちゃのサブスク」があることを知っていますか? 子どもの年齢に合わせたおもちゃを一定期間レンタルし、返却すると同時にまた新しいおもちゃが届くというようなサービスが人気を集めています。  

でも、おもちゃをサブスクするって実際のところどうなんでしょう? 子どもが気に入って返却できなかったら? 壊れたらどうする? と不安でいっぱいになってしまいます。

おもちゃのサブスクって、実際どうなの?壊れたらどうする?担当者に聞いてみた
(画像=『女子SPA!』より引用)

知育玩具のサブスクリプションサービス「ChaChaCha」を展開する「自立の株式会社」の代表取締役・川崎孝介さん

 そこで今回は知育玩具のサブスクリプション「ChaChaCha」を展開する「自立の株式会社」の代表取締役・川崎孝介さんにおもちゃのサブスクについてお話を伺いました。

そもそもおもちゃのサブスクとは?

 子どもが遊ぶおもちゃって親が買うのが当たり前だと思っていました。そもそもおもちゃのサブスクってどういったサービスなのでしょうか。

「『ChaChaCha』のサブスクはお子さんの年齢や成長にあわせて、1万5000円相当分の知育玩具5~6点を発送しています。2か月に1回、新たな知育玩具と交換するタイミングで返却していただきます。基本プランでしたら月額3410円からご利用いただけます」(以下、川崎さん)  

編集部が調べてみると、おもちゃのサブスクサービスは月額3000~5000円が相場のようです。また、「第三者が選んだおもちゃである」ということも、ポイントだとか。

「知育玩具は種類が豊富でどれを選んだらいいかわからなかったり、親御さんが選ぶことでどうしても偏りが出てきたりします。  

そこで、親の視点ではなく選んばれた知育玩具で遊んでもらうことで、子どもの発達を促し、おもちゃを通じて今まで気づかなかったお子さんの新たな一面に気づくきっかけにもなります」

確かに、親の目線で選ぶのは簡単ですが、第三者から提案されることってほとんどないですよね。

おもちゃのサブスクのメリット

おもちゃのサブスクって、実際どうなの?壊れたらどうする?担当者に聞いてみた
(画像=『女子SPA!』より引用)

※イメージです

 おもちゃを買って自分のものにするのではなく、借りて返すというスタイルのサブスク。実はかなりメリットがあるそう。

「例えば、親御さんがおもちゃを選ぶ手間が省けます。おもちゃ屋さんでおもちゃを見ても種類が多くてどれを選んだらいいのかわからないし、どういう基準で選んだらいいのかもわかりませんよね。何より、知育玩具ってどれも高いものばかりですし。  

また、おもちゃは2か月使用したら返却するので、遊ばなくなったおもちゃの収納に困ったりすることがなく、場所を取らないのも大きなメリットです」  

ちなみに「ChaChaCha」では、保育士や教員などの有資格者が普段から子どもと接している中で得られた知識や経験をもとに、子どもにあったおもちゃを選んでいるそうです。  

さらに、川崎さん自身も利用者からの声で気づかされたメリットもあったとか。

「利用者の方から言われたのですが、おもちゃは借りているものであり、返却する必要があるので、お子さんが物を大切に扱うようになるそうです。だからなのか、おもちゃが返却されるときは驚くほどきれいな状態で返ってくることがほとんどです」