正しいカロリー制限2)ゼロ&ローカロリーに注意

みなさんも、ゼロカロリーのゼリーやジュースを一度は手にしたことがあるのではないでしょうか?また、こんにゃくや寒天でお腹を満たしたことはないですか?

カロリー制限で逆に太る落とし穴「カロリー計算やめて12kg痩せました」
(画像=『女子SPA!』より引用)

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過去の私は、ゼロカロリーのゼリーを大量に買い込んで、お腹が空いた時によく食べていました。甘いものを食べたいという欲求もその時は満たされる気がしていたんです。でも、少しするとまた食べたくなる。そして体重低下も止まり、ぶよぶよとした体になってしまいました。 さらに、手足の冷えもひどくて、夏でも靴下を履いていた時期さえありました。 それは、必要な栄養が摂れていなかったことに加え、人工甘味料をとりすぎていたからかもしれません。 化学的に合成された人工甘味料は、血糖値を上げにくいですが、いくつかの研究でデメリットが指摘されています。インスリンの働きが悪くなったり、満腹中枢が鈍くなったり、甘さに舌がマヒしてしまう、腸内環境が悪化する…といったリスクが報告されています。

正しいカロリー制限3)PFCバランスに気を付ける

PFCバランス、って聞いたことがありますか?P:プロテイン(タンパク質)、F:ファット(脂質)、C:カーボハイドレイト(炭水化物)の頭文字をとったものです。 カロリー制限をしていても、この3大栄養素はしっかりとっていきましょう。なぜなら、前に述べたように、必要な栄養が補われていないと→筋肉量が落ちて、→代謝も下がります。その結果、太りやすく、痩せにくい体になるからです。 たんぱく質をしっかり摂り、脂質は良質な油を適量、そして炭水化物は少し控えめにすることで、栄養価が高く、カロリーは十分に抑えた食事になると考えています。たんぱく質は、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など。脂質はオメガ3脂肪酸がとれる亜麻仁油やえごま油。炭水化物はご飯(お米)などですね。 そしてこれらを3食で食べる、ということも大切です。食事の間が空きすぎてしまうと、次の食事で入ってきたものを体が吸収しすぎてしまいやすく脂肪として蓄えてしまう可能性があるからです。