整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

|子どもとの外出は、お店の人との「社交」の練習でもある

高校受験を控えている娘と出かけた時は、レジで商品を買ったり、注文をしたりするのをできるだけやってもらっています。理由は、お店の人との「社交」の練習をしておいてほしいから。

お店の人とのやりとり、注文の仕方。今は感染予防のために店員さんとの間にはたいていアクリル板やビニールシートがあるので、お互いに相手の声が聞き取れなかった時に言いなおすことも含めて、今のうちにたくさん、「お店人とのやりとり」を経験しておいてほしいのです。

説明会のために高校に向かう電車の中で、娘がぽつりと、「そうか、高校生になったら、1人でこうやって電車に乗って行くんだね」と言いました。そう、地元の公立中学校に通っていた娘にとって、来年からはじまる高校生活は、毎日電車に乗って通学するという、また一歩自立へと向かうことでもあります。徒歩10分の範囲で保育園も小学校も中学校も行けていた生活とはかなり変わるので、娘にとっては最初は心細いこともあるだろうなと、今から想像して、わたしまでドキドキしてきました…。