運動前には、必ず足首をほぐしますよね。
カラダを支えているとも言える足首は、柔らかくすることでメリットがたくさんあります。
足首を柔らかくする効果と、おすすめのストレッチ&ヨガポーズをご紹介します!
足首を柔らかくする効果とは?
日常的に運動習慣のある方は、運動前には足首のストレッチの必要性を感じることも多いと思います。
ですが運動習慣が少ないと、足首の硬さに気がついていないかも知れません。
足首を柔らかくすることで得られる、効果3つをご紹介します。
怪我の予防
足首は、カラダが受ける衝撃を緩和してくれる存在です。
歩いたり走ったりした時に、地面から受ける衝撃を吸収する、クッションのような役割をしています。
そのため、足首が硬くなっていると、上手く衝撃を受け止められず、怪我につながってしまうことも…。
足首をストレッチして柔らかくすることで、怪我の予防効果が期待できるのです。
姿勢の改善
足首が硬くなっていると、それが原因となり、骨盤に歪みが出てしまうことも…。
骨盤の歪みは姿勢の歪みにつながり、肩こりや腰痛などカラダの不調を引き起こしてしまいます。
カラダの土台になる足首をストレッチして、柔らかくしてあげることで、姿勢の改善にもつながるのです。
冷え性改善
足首が硬くなっていると、そこで血流が悪くなり血行の妨げになってしまいます。
そうすると、下半身の血液がうまく流れずに、末端冷え性などを引き起こしてしまう可能性も。
足首を柔らかくしてあげることで、血流も改善し、冷え性改善にも効果がみられます。
足首の柔らかさに大切な筋肉とは?
足首はふくらはぎやスネの筋肉につながっている場所です。
具体的にどのような筋肉が、足首に関わっているのでしょうか?
足首の柔らかさに大切な筋肉3つをご紹介します。
腓腹筋(ひふくきん)
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)という、ふくらはぎを構成する筋肉である、腓腹筋(ひふくきん)。
大腿骨から始まり、アキレス腱までつながっています。
腓腹筋は主に、つま先を下げる動きとヒザを屈を曲げる動きを行う筋肉です。
足首とヒザの両方に影響する筋肉です。
ヒラメ筋
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)のひとつであるヒラメ筋。
腓腹筋(ひふくきん)の奥にあり、ヒザ裏から始まってアキレス腱に続いています。
ヒラメ筋は足首を動かす筋肉で、立ったり歩いたりと言った、日常生活でよく使われる筋肉です。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)は、腓腹筋やヒラメ筋とは反対側の、ふくらはぎの反対側であるスネにある筋肉です。
つま先を上げる動きに使われ、前脛骨筋の機能が低下してしまうと、転倒などのリスクも高まってしまいます。