福井県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見！福井県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。福井県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。
福井県ってどんなところ？
| 人口 | 推計人口、 7,789,000 (2017年6月1日) |
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福井県の特徴や歴史
福井県は、北陸地方の南西部に位置しています。元々は敦賀市を境に、西側は若狭国、東側は越前国でしたが、明治時代に現在の福井県となりました。明治から昭和にかけては紡績や漆器が盛んでしたが、近年では鯖江市を中心にメガネの生産地としても知られています。漁業においても越前ガニが有名です。
福井県には17の自治体が存在します。人口は福井市が約26万人と突出して多く、ほかの自治体はすべて10万人以下です。
高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ
福井県は北陸の一部ですが、近畿地方と隣接していることから、近畿圏の一部とみなされる場合もあります。実際に、大阪までの所要時間は、JRの特急サンダーバードなら2時間弱、自動車でも高速道路に乗れば2時間40分ほどです。
逆に東京まで行くとなれば、金沢で北陸新幹線に乗り換えて3時間30分前後かかります。ただし、2023年（令和5年）度末には北陸新幹線が敦賀駅まで延伸する予定で、所要時間も2時間40分程度に短縮される見込みです。
福井県内には、福井市の北側にある坂井市に福井空港がありますが、定期便は運行されていません。定期便がある最寄りの空港は石川県の小松空港となり、福井市からはリムジンバスが運行されています。国内なら羽田や新千歳、福岡、那覇、国外であればソウルや台北、上海へのアクセスが可能です。
その他の情報
福井県は雨や雪が多く、2～3日に1回の割合で降ります。特に冬は天気の悪い日が続き、内陸部では積雪が1mを超える年もあるくらいです。アジア大陸から吹く季節風が、日本海の水蒸気を吸って雲になり、県境の山脈にぶつかって雪を降らせます。ただし、気温は冬でも比較的高めであり、月の平均が氷点下になることは、滅多にありません。
福井県は、日本総合研究所が2年ごとに公表している「都道府県幸福度ランキング」で、2014年から4回連続1位に輝いています。ジャンル別に見ると、「仕事」「生活」「教育」の3つで高く評価されているようです。
確かに、厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、2021年（令和3年）9月の有効求人倍率は1.98倍で、他県を圧倒しています。国土交通省の「住宅・土地統計調査」によると、2018年（平成30年）の調査における持ち家の延床面積は136.89平方メートル（約41.4坪）です。
このように、福井県はあらゆる調査で生活しやすいという結果が出ています。
福井県の移住支援・就業支援制度
続いて、福井県の移住支援や就業支援制度について見てみましょう。
移住支援金サポート
福井県では、条件を満たす県外からの移住者に対し、支援金を給付しています。
東京圏からの移住を対象にしたものと、それ以外の地域からの移住を対象にしたものの2種類があり、前者については、ほかの県が実施しているのと同じです。
東京23区に在住しているか、東京圏（条件不利地域を除く）から23区内に通勤している人が、福井県内に移住し、就業の条件を満たすと、世帯は100万円、単身は60万円が支給されます。
ただし、2021年（令和3年）度の場合、17ある自治体のうち、越前町（越前市とは別）、池田町、若狭町の3つは対象外であり、移住して就業の条件を満たしても支給はされません。
後者は、福井県と各自治体が連携して実施しており、自治体によって対象者や支援内容は異なります。2021年度で実施しているのは、福井市、敦賀市、大野市、勝山市、あわら市、越前市、永平寺町、おおい町の8つです。
例えば、福井市の場合、県外から移住した人が市内で就業すると、単身（18歳から50歳未未満）には10～15万円、世帯には20～30万円を支給します。市外で就職すると、それぞれ5～10万円と10～20万円です。
福井県UIターン交通費支援制度
福井県では、移住を考えている人が、対象となる活動をするために来県すると、年度内に1回だけ、ひとりあたり最大で14,000円の交通費を支給しています。
対象となる活動は、県や自治体が主催、後援する移住・就職関連イベント、県内の企業の見学や面接、住まい探し、お試し移住などです。6歳以上の同居家族にも支給されます（1歳以上6歳未満でも、3人目の子どもであれば支給）。
ふくい移住パートナー企業
「ふくい移住パートナー企業」とは、福井県の移住定住促進活動に協賛して、移住者に割引や特典を提供してくれる企業です。
自動車免許の取得や自動車の購入、住宅の購入や引っ越しなどにかかる費用がお得になるので、移住の負担を軽減できるでしょう。
利用にあたっては、「ふくい暮らすはたらくサポートセンター」が運営する転職サイト「291Jobs」に登録するか、ふくい暮らすはたらくサポートセンターの認証が必要です。
