●暮らしの問題に着目したこんな団体も
暮らしに関わる身近な問題にフォーカスを当てる市民団体も少なくありません。例えば、人工増加で深刻化する墓地問題に対し火葬文化を定着させようと署名活動を繰り広げる団体や、公共の場での一列並びを呼びかけて人々の行列意識改善と社会のマナー向上を目指す団体など。身近でありながら、なかなか解決が進まない問題。その重要性に素早く気づき行動を起こせるのは、やはり日常生活を送る当事者=市民だからではないでしょうか。
火葬運動の結果、埋葬を好む人は
最近減少している
地下鉄駅構内のトイレなどで見かけられる
「一列並び運動」の看板
環境団体と一緒に安全な食文化を目指す
オーガニックレストラン「エコパッサン」
●国際組織の韓国支部
全世界に支部を置き、広範なネットワークを活用して活動を繰り広げる国際的な市民団体。その中には韓国に支部を置いている団体もあります。貧困や紛争で苦しむ子どもたちを支援する「ワールド・ビジョン」や「グッドネーバーズ」、人権保護団体「アムネスティ」などはその一例。日本でもよく知られている団体のほか、社会福祉団体「グッドピープル」のように日本には支部がない国際市民団体が韓国で活動している例もあります。
◀ワールド・ビジョン・コリアのホームページ
## ボランティアやインターンとして参加してみることも
今回ご紹介したのは一部の団体ですが、全国各地には他にも韓国の現状を反映した多様な市民団体があります。中にはボランティアやインターンを受け入れているところもありますので、留学等で韓国にお住まいの場合は、思い切って市民団体のドアをノックしてみてはいかがでしょう。関心を同じくする韓国の人々とのつながりが得られるだけでなく、違った角度から韓国社会を眺められる貴重な経験ができるかもしれません。
提供・韓国旅行コネスト
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