いつでもどこでも手軽に行うことのできるスマホ撮影。「お気に入りの写真が撮れたらすぐにSNSに投稿!」そんな方も多いのではないでしょうか?だけど、思わずみんなに見せたくなるようなステキな写真を撮るのは意外に難しいですよね。

そこで今回は、「インスタ用写真のスマホ撮影テクニック、3つのチェックポイント」をご紹介します。
このポイントを抑えておけば、いつでもどこでもおしゃれでステキな写真を撮ることができますよ。大好きな友だちとの楽しい時間やキレイな景色を見た時の感動を、ステキな写真に代えて残しましょう!

[講師]フォトグラファー aimi

スマホ撮影のポイントその1:まずはここから!アングルの決め方

インスタ用写真のスマホ撮影テクニック、3つのチェックポイント
(画像=『トランカ』より引用)

スマホで写真を撮影するときにぜひこだわってもらいたいのは、「アングル」です。実は、このアングル決めにひと手間加えるだけで、いつもの写真が一気におしゃれに生まれ変わります。具体的にどのような工夫を加えたらよいのか、ご紹介しますね。

何を撮る?写真の主役を決める

まずは、写真の「主役」を決めましょう。人・物・風景、また目に映るものだけではなく、抽象的な「この空気感!」などでもOKです。

ポイントは、いつもより一歩細かい設定を考えることです。たとえば、「友だち」ではなく「友だちの表情」、「風景」ではなく「風の心地よい風景」など。迷うときには、あなたが今なぜ写真を撮りたくなったのか?その理由を考えると、撮影の主役が見えてきますよ。

主役の持ち味を強調するアングルを探す

スマホで撮影する写真の主役が決まったら、次はその主役の良い部分が一番強調されるアングルを探しましょう。上から、下から、真横から、ドアップなどさまざまな角度を試すことで、自分らしさを表現した写真を撮影することができます。

撮影モードを変更する

せっかくアングルにこだわって撮影した写真を、撮影後にトリミングするのは残念ですよね。インスタでポストする際の画角に合わせて、スマホカメラを正方形のスクエアモードに変更しておきましょう。ぜひ、撮影前にチェックしてみてくださいね。
また、正方形の写真は長方形の写真に比べ、日の丸構図(主役を写真の真ん中に写す)のインパクトを高めてくれます。ぜひお試しください。

スマホ撮影のポイントその2:光を制するものは写真を制する!?

インスタ用写真のスマホ撮影テクニック、3つのチェックポイント
(画像=『トランカ』より引用)

主役が決まって、アングルもバッチリ!だけどなぜかいい写真が撮れない!?そんなときは、光の調整が必要かもしれません。プロが写真撮影の際にスタジオを使用するのは、主にライトを使用して光を自由自在に使うためです。その位、写真撮影にとって光の調整は大切だということです。

でも実はこのライティングは、太陽を味方につけることでスマホ撮影でもマネすることができます!スタジオで実際に使われている方法を参考に、試してみましょう。

ゴールデンアワーを逃さない

太陽が昇ってからの1時間、また陽が沈むまでの1時間は「ゴールデンアワー」と呼ばれ、立体感のあるキレイな写真が撮りやすい時間帯です。この時間帯は横からの光が当たり、スタジオのようなライティングができるのです。また、ゴールデンアワーの光は色温度が高く、温かみのある写真が撮れます。

立体感のある陰影がついた写真を撮影したいときは、横から光を当てましょう。また、光を後ろから当てると逆光効果で幻想的な写真が撮れます。スマホの撮影角度によって大きく写真が変わるので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

太陽の強い時間は日陰を探す

昼間の強い太陽の下、スマホ写真に陰影がつきすぎて失敗してしまったことはありませんか?写真撮影には光が必要ですが、実は強すぎてもいけないのです。

こういった時におすすめの撮影場所が、「日陰にある白い壁の前」です。被写体が移動できるときはぜひ探して移動してみてください。昼間の太陽は強いので、白い壁があれば日陰でも十分に光が回ってくれます。

カーテン越しの光を使う

光の強い時間帯は、カーテン越しの光を使ってスマホ撮影を行うのもおすすめです。自然な光が大きな面で横から入ってくるため、スタジオのようなライティング効果が期待できます。飲食店などではぜひ窓に近い席を選び、撮影しましょう。

また、カーテンで調整した優しい光は、逆光の撮影をするのに最も向いています。幻想的な写真を撮りたいとき、優しいイメージの写真を撮りたいときにおすすめです。