アメリカで年に1度開催される音楽の祭典「グラミー賞」を主催するレコーディング・アカデミーが、今年度「年間アルバム賞」にノミネートされているオリヴィア・ロドリゴ「Sour」から、制作関係者としてクレジットされていた数名の名前を除外することを発表した。

除外されていたのは、ソングライティングチームの一員としてリストアップされていた、アニー・クラークことセント・ヴィセントと、ジャック・アントノフ、そしてテイラー・スウィフトだ。

この3人はテイラーのアルバム「Lover」に収録されている「Cruel Summer」という楽曲をともに制作している。

そしてオリヴィア・ロドリゴのアルバム「Sour」に収録されている「Deja Vu」という曲について、オリヴィアは過去に、テイラーの「Cruel Summer」から影響を受けたと公表しており、このことからアルバムでは、「Deja Vu」の作詞家として彼らの名前がクレジットされているのだ。