南部煎餅のアイスサンド「なんじぇら」を食べよう
手作りした冷麺を頂いたあとは、デザートを食べる時間にしてみては。そこでおすすめなのが、「なんじぇら(税込350円)」です。
「なんじぇら」とは、岩手県の伝統的なお菓子・南部せんべいにアイスを挟んだ、手づくり村オリジナルのアイスです!敷地内の喫茶スペース(手づくり村マルシェ)で頂けます。
使われる南部せんべいは、通常の南部せんべいより薄焼きのため、サクサクと食べやすくなっています。アイスには、地元で大人気のアイスクリーム屋さん「松ぼっくり」のものを使っています。
筆者はラムレーズンのアイスを選びました。さすが地元で評判のアイスだけあって、上質な味わいです。南部せんべいもすっかり洋風なデザートに変化し、マッチしています。絶品です。
江戸時代後期の家屋を見学しよう
「なんじぇら」を食べてお腹も満足したところで、少しお散歩の時間を設けます。敷地内に建つ、江戸時代後期の家屋「南部曲り屋(まがりや)」を見学しましょう。
かつてこの地域は、馬の産地として知られていました。南部地方の農家住宅の特徴は、家族の居住部分と厩(うまや)が一棟の建物となった人馬同居の形式です。そんな様子をじっくりと感じ取ることができます。
お土産選びには時間をかけて
敷地内の「おみやげ館」では、県内の特産品を約4,000種類も販売しています(免税取扱店)。食品から伝統工芸品まで、種類豊富なお土産が揃います。珍しい商品も多いですので、お土産選びには時間をかけたいところです。
食品では、何といっても南部せんべいがおすすめ。たくさんのメーカーが揃っていますので、お気に入りを見つけるのも楽しいです。そのほか、海産物、漬物、和菓子、地酒、などもあります。
伝統工芸品では、南部鉄器、古代型染め、南部箪笥、陶器等が目立ちます。岩手の名物行事「チャグチャグ馬コ行進」から生まれた伝統玩具・チャグチャグ馬コからも目が離せません。
アクセス・所要時間
お車で訪問する場合は、盛岡駅から国道46号を秋田方面に約14km走らせます。約25分で到着です。駐車場は、普通車165台分(他大型バス用)が整備されています。
バスで訪問する場合は、盛岡駅から出ているバスを利用します。乗り場は、盛岡駅北口10番線です。「繋(つなぎ)温泉行き」に乗車し、「盛岡手づくり村前」で降車します。2021年11月現在、行きは毎時55分に、帰りは毎時34分に運行しています。
全体の見学所要時間については、どの工房で何をどれだけ体験するか?に寄ります。筆者はかなり時間にゆとりを持って見学をしたため、4~5時間は滞在しました。資料室見学、冷麺づくり体験、「なんじぇら」を食べる、家屋見学、お土産選びなどに時間を使いました。
この記事を書いたトラベルライターから一言
筆者が訪問した日は残念ながら冷たい雨だったのですが、それでも敷地内の紅葉が綺麗でした。赤、オレンジ、黄色、薄緑など、木々が賑やかに色付き華やいで見えました。手づくり村は基本的には屋内でできることがほとんどですので、雨でも十分に楽しめるスポットです。晴れていれば湖が綺麗に見えて、周辺散策も楽しめることでしょう。いずれにしても豊かな時間を過ごせる場所であることには変わりなさそうです。(Sosyu Kikuchi)
提供・トリップノート
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