最近話題になっている、ファスティングやプチ断食。どちらも固形物を食べずに短期間で痩せるダイエット方法として、注目を集めています。今回はそのファスティングやプチ断食について、効果やおすすめのレシピ、適切なやり方などについてお伝えします。
ファスティングとプチ断食って、どこが違うの!?
ファスティングとは、日本語で言う断食のこと。毎日食事を摂取することで、胃や腸などの消化器官や内臓には、日々負担が蓄積されています。現代人の食生活では、揚げ物や添加物など、消化に良いとは言えない食べ物を摂る機会も多いため、その負担も大きなもの。ファスティングでは、食事を摂らない代わりに酵素ドリンクなどを飲むことで栄養を補給しつつ、内臓を休ませて体に溜まった老廃物の排出を促す美容法として、認知されてきています。
一方、日本で古来から実施されている断食とは、宗教的な行為であり食べ物を一切食べないことを意味しています。プチ断食の場合、半日だけや1日だけ、といった短期間だけ食事を摂らず、水やお茶を飲んで過ごすダイエット法として、実践する方が増えています。
ファスティングもプチ断食も、食事を摂らないことで内臓の負担を軽減させる、という目的は同じですが、ファスティングでは酵素ドリンクや野菜ジュース、スムージーで積極的に栄養を補給することが勧められているぶん、プチ断食より続けやすいと言えるでしょう。
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特に糖質を制限することによって、血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌量を減らせば、脂肪がつきにくい体になります。糖質制限中の1日あたりの糖質量は70g~130g程度を目安にすると良いでしょう。摂りすぎた糖質を抑制すれば、ダイエットに繋がり、しかも病気のリスクを下げてくれます。
▼参考
ご飯茶碗一杯(150g)の糖質量:53.4g
食パン1枚当たり(6枚切り)の糖質量:26.6g
でも、食事の度に糖質量やカロリーの計算をするって大変ですよね…。そこでオススメしているのが、糖質制限された健康的な食事を宅配してくれるサービスです。これを活用すれば、楽に継続ができるため、ダイエット成功の近道となります。
最近では多くのサービスがありますが、ここでは「nosh(ナッシュ)」をオススメしたいと思います。noshの特徴は、【低糖質】で【健康的】なことに加えて【安くて美味しい】ということです。
▼メニューの特徴
1.シェフと管理栄養士が開発
2.全てのメニューが糖質30g以下
3.全てのメニューが塩分2.5g以下
単純ですが、コンビニ弁当よりも安くて、美味しくて、しかも糖質やカロリーが計算された健康的な食事を宅配してくれる便利なサービスだからです。メニューも豊富なので、飽きることもなさそうです。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
ファスティングやプチ断食の効果的なやり方って?
ファスティングやプチ断食をするために重要なのが、そのやり方。実際の実施期間だけでなく、前後の準備期間と回復食期もプロセスを省くことなく行うことが大切です。まずはその準備から順に、やり方を確認していきましょう。
①準備期間
ファスティングもプチ断食も、実践前に準備期間(ファスティングの場合は実施期間と同日の準備期間、プチ断食の場合、1日~2日間)が必要であり、準備期間中の食事の量はいつもの八割程度にするのが良いとされています。また、準備期間中には肉類や揚げ物といった消化されにくい食べ物を極力避け、魚や野菜、フルーツなど、消化にいい和食を中心に食べるようにしましょう。
②実施期間
ファスティングを行う場合、1日3回は食事の代わりに酵素ドリンクや野菜ジュース、スムージーを飲むようにしてください。また、水分は多めに何度とっても大丈夫。初めてファスティングを行う際は、まずは半日or1日やってみるのがおすすめです。
プチ断食の場合、断食している間は基本的に多めの水分のみ摂取可能です。ただし、水分のみではツライ、という方は野菜ジュースなどを飲んで緩やかなプチ断食を実施してもOK。プチ断食の場合、まずは半日だけ食事を抜く方法を3日間~1週間行うのが良いでしょう。また、数時間ではなく丸一日食事を抜くプチ断食を行う際は、最長でも2日以内で終了するようにしてくださいね。
③回復食期間
ファスティングもプチ断食も、実施後の回復食期間の食事は非常に重要なものとされています。実施期間が終了したばかりの内臓は、いわば臓器が休んでいる状態。そんな時では通常の食事でも内臓に負担がかかってしまうため、回復食1日目はお粥やスープがおすすめ。その後、2日目以降から徐々に野菜や豆腐などの消化に良い食べ物も取り入れていくのが良いでしょう。
回復食期間に特に気を付けたいのが、急激に食べ過ぎてしまうこと。ファスティングやプチ断食が終了したからといってすぐに通常食に戻してしまうと、急激な内臓負担による体調不良やリバウンドに繋がってしまい逆効果!回復食期間も大切なプロセスであることを忘れず、ゆっくりと体を慣らすように心がけてください。
※注意点※
ファスティングやプチ断食は、誰でも気軽に行えるものではありません。下記に該当する方や、健康な方でも体調がすぐれない場合は、ファスティングやプチ断食を実施せず、その他の健康・美容法を選択することをおすすめします。
- 過去、または現在にガンなどの重い病気がある方
- 持病がある、または服薬中の方
- 16才以下または高齢の方
- 妊娠中、または授乳期の方
- 貧血ぎみ、または体力に自信のない方
- BMIの数値が16以下の方